通関士

通関士は、輸出入の申告などの通関手続を、荷主に代わって行う通関業者に置かれる国家資格です。
この資格について
受験資格に制限はなく、年1回の試験に3科目すべて合格する必要があります。
2026年度(第60回)の試験と申込
- 申込・受験願書の受付(書面は原則郵送/NACCS利用も可)7月21日(火)〜8月4日(火)締切
- 試験日(第60回)10月4日(日)
- 合格発表11月10日(火)
詳しく
- 試験日(第60回)
- 実施済み。次回(第61回)の日程は2026年10月13日時点で公式未発表
- 申込・受験願書の受付(書面は原則郵送/NACCS利用も可)
- 2026年7月21日(火)〜2026年8月4日(火)。NACCSは8月4日17時まで。熊本地震に伴う申込手続の特例措置あり(公式の個別案内を参照)
- 受験料
- 3,000円。書面申込は収入印紙3,000円分。NACCSで申し込む場合は2,900円(電子納付)。受験しなくても還付されない
- 合格発表
- 2026年11月10日(火)
- 形式
- マークシート方式。3科目(通関業法 9:30〜10:20/関税法等 11:00〜12:40/通関書類の作成要領その他通関手続の実務 13:50〜15:30)
- 合格ライン
- 合格基準は合格発表時に公表(事前には非公表)。第59回は3科目とも満点の60%以上
- 実施団体
- 財務省(税関)
合格率・合格点
数の表を見る
合格率は合格者÷受験者。
| 年度 | 申込者 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年 | 8,205 | 6,322 | 954 | 15.1% |
| 2024年 | — | 6,135 | 759 | 12.4% |
| 2023年 | — | 6,332 | 1,534 | 24.2% |
| 2022年 | — | 6,336 | 1,212 | 19.1% |
| 2021年 | — | 6,961 | 1,097 | 15.8% |
合格点(2025年)
3科目とも満点の60%以上
合格点の推移
- 20253科目とも満点の60%以上第59回。合格基準は合格発表時に公表される
勉強時間と計画
詳しく
- 目安
- 講座会社が示す『400時間程度』の目安。公式の標準学習時間はない
- 出どころ
- 講座会社の公表値(ユーキャン)
試験日を入れると合計が出ます
申込から試験までにやること
- 今年度の申込は終了受付は8月4日(火)まで締切
- 受験票・会場・持ち物を確かめる試験日の前に
- 合格発表を見る11月10日(火)
詳しく
- 申込
- 申込・受験願書の受付(書面は原則郵送/NACCS利用も可):7月21日(火)〜8月4日(火)
- 受験票・会場・持ち物を確かめる
- 受験票が届く時期は公式の案内で。届かないときの問い合わせ先も控えておく
科目
- 通関業法17問
- 関税法、関税定率法その他関税に関する法律、外為法(第6章に係る部分)28問
- 通関書類の作成要領その他通関手続の実務16問
科目の内容
- 通関業法
- 45点。通関業者の許可、通関士の設置・審査、通関士試験、監督処分などを問う
- 関税法、関税定率法その他関税に関する法律、外為法(第6章に係る部分)
- 60点。保税地域、申告・許可、輸入してはならない貨物、課税価格などを問う
- 通関書類の作成要領その他通関手続の実務
- 45点。NACCSによる輸出申告・輸入申告の問題(各1問・計20点)と、その他の実務
受験の条件と合格後
受験資格学歴・年齢・経歴・国籍などの制限はなく、どなたでも受験できる
学歴・年齢・経歴・国籍などの制限はなく、どなたでも受験できる
- 通関業者での通関業務や税関などでの通関事務に通算5年以上従事した人は『通関実務』が、15年以上の人は『関税法等』と『通関実務』が免除(申請が必要)
科目免除2件・通関業者の通関業務または税関などでの通関事務に通算5年以上従事した人
通関業者の通関業務または税関などでの通関事務に通算5年以上従事した人
『通関書類の作成要領その他通関手続の実務』
申請:受験願書と同時に『試験科目の一部免除申請書』と勤務証明書類を提出(初めて免除を受ける場合)。免除決定後は『一部免除通知書』が交付される(有効期限なし)
同じく通算15年以上従事した人
『関税法等』と『通関書類の作成要領その他通関手続の実務』
申請:同上
試験地北海道・宮城・新潟・東京・神奈川・静岡・愛知・大阪・兵庫・広島・福岡・熊本・沖縄の13都道府県。出願先は試験地を管轄する税関
北海道・宮城・新潟・東京・神奈川・静岡・愛知・大阪・兵庫・広島・福岡・熊本・沖縄の13都道府県。出願先は試験地を管轄する税関
公式の案内合格したあと試験に合格すれば通関士となる資格を得る(通関業法第25条)。通関士として働くには、雇い主の通関業者が財務大臣に届け出て確認を受ける必要がある(第31条)。
試験に合格すれば通関士となる資格を得る(通関業法第25条)。通関士として働くには、雇い主の通関業者が財務大臣に届け出て確認を受ける必要がある(第31条)。
- 通関業者に就職する
- 通関業者が、氏名・従事する営業所などを財務大臣に届け出る
- 財務大臣の確認を受けて通関士として通関業務に従事する
申込の手順5ステップ
- 毎年7月1日ごろ、財務省が公告と受験案内を公表する(第60回は7月1日)
- 受験願書を入手し、収入印紙3,000円分を貼って郵送する(出願の受付は原則郵送のみ)
- NACCSを使う場合は、NACCSで願書を提出し、手数料2,900円を電子納付する(受験票は書面で別途提出)
- 試験地を管轄する税関から受験票が届く。8月25日までに届かないときは税関へ問い合わせる
- 試験日(第60回は10月4日)に会場で受験する。結果は税関のホームページに受験番号が載る
公式の過去問
この資格が出てくる記事
ランキングよくある質問
通関士試験に受験資格はありますか。
ありません。学歴・年齢・経歴・国籍などの制限はなく、どなたでも受験できます。
通関士試験の合格率はどのくらいですか。
直近5回(第55〜59回)は12.4〜24.2%で、第59回は15.1%(受験者6,322人・合格者954人)でした。
合格点は何点ですか。
合格基準は合格発表時に公表され、事前には公表されません。第59回は、3科目とも満点の60%以上でした。1科目でも基準に届かないと不合格です。
試験科目は何ですか。
通関業法、関税法・関税定率法その他関税に関する法律および外為法(第6章に係る部分)、通関書類の作成要領その他通関手続の実務の3科目です。
受験料はいくらですか。
書面で申し込む場合は収入印紙3,000円分、NACCSで申し込む場合は2,900円です(第60回)。受験しなくても還付されません。
試験はいつ行われますか。
年1回、例年10月上旬です。第60回は2026年10月4日に実施されました。次回の日程は2026年10月13日時点で公式に未発表です。
申込はインターネットでできますか。
一般向けのインターネット申込はありません。書面は原則郵送、またはNACCS(通関業務用のシステム)の利用申込をしている場合はNACCSで提出できます。
過去問は公式で公開されていますか。
はい。税関のホームページで、各回の試験問題と、各科目の配点および正答が公開されています。
出典と注(2026年10月確認)6件
- 第60回通関士試験(令和8年)|税関
- 第60回通関士試験受験案内(財務省・PDF)
- 第59回通関士試験の結果について(税関・PDF)
- 通関業法(e-Gov法令検索)
- 通関士合格への勉強時間の目安とは?(ユーキャン)
- 第60回通関士試験(令和8年)の試験会場について(税関)
注
- 日付は公式の案内から写したものです。定員で締め切られることや、日程の変更は、このサイトでは確かめられません。
- 勉強の計画の合計は入力から計算したもので、合格を約束するものではありません。
- 合格率は合格者÷受験者です。
- 一問一答は公式の資料から作った問題で、過去問の転載ではありません。
- 公式の情報を独自に整理したもので、公式の案内の転載ではありません。申込・受験の前に、実施団体の公式ページで最新の内容を確かめてください。