一問一答
IT戦略の検討前に、経営者が重視する事業上の要求を確認する。
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練習できる範囲
問題のある科目
- 事業戦略の策定8問
- 情報システム戦略・全体システム化計画8問
- 個別システム化構想・計画8問
- 情報システム戦略の実行管理・評価16問
形式の違い・注
- ここは○×と4択だけです。本試験は「CBT。A-1:四肢択一30問・50分、A-2:四肢択一25問・40分、B-1:記述式3問中2問解答・90分、B-2:論述式2問中1問解答・120分。」です。
- 問題の数・時間配分・記述や計算・実技の練習にはなりません。正解できても、ITストラテジストの合格を約束するものではありません。
- 同じ科目でも、論点の一部だけを扱っています。科目の名前は、このサイトが問題の分野を公式の科目に当てはめたものです。
- 公式の資料・条文から作った問題で、過去問の転載ではありません。本試験の形式・範囲の全部の代わりにはなりません。
問題の一覧
問1IT戦略の検討前に、経営者が重視する事業上の要求を確認する。
問2事業環境の分析では、海外の競合企業を調査対象から一律に外す。
問3事業課題を評価するとき、システムを作る段階と使い続ける段階の両方を見る。
問4ITの動向調査は、技術名を集めれば完了し、経営上の利用価値は評価しない。
問5新しいビジネスモデルの実現可能性を検討する際、適切な視点はどれか。
- 1. 技術の革新が事業モデルへ及ぼす影響
- 2. 製品名の知名度だけ
- 3. 開発会社の所在地だけ
- 4. 競合調査を省くこと
答え:1. 技術の革新が事業モデルへ及ぼす影響
技術の革新が事業モデルへ及ぼす影響を複数の面から検討します。モデルの価値と実現性の両方を評価します。
問6企業間をまたぐ業務革新で、解決案を評価する範囲はどれか。
- 1. 自社部門の作業だけ
- 2. 社内外にまたがる業務全体
- 3. システムの処理時間だけ
- 4. 担当者の机の配置だけ
答え:2. 社内外にまたがる業務全体
社内外の業務全体です。一部の部門の効率だけで、全体として最適な案とは判断しません。
問7新サービスへのIT適用案を評価する際、まず結び付ける対象はどれか。
- 1. 端末の外箱の色だけ
- 2. 社員の席番号だけ
- 3. 顧客の需要と提供価値
- 4. プログラムの行数だけ
答え:3. 顧客の需要と提供価値
顧客の需要とサービスの価値です。技術の採用自体を目的にせず、顧客に提供する価値を検討します。
問8事業戦略の提案に対する経営者の承認を得る際、適切な説明はどれか。
- 1. 技術用語の一覧だけ
- 2. 他社が使う製品名だけ
- 3. 承認後に目的を決めるという約束
- 4. 経営要求に対して案がどう応えるか
答え:4. 経営要求に対して案がどう応えるか
経営要求と戦略案の関係を示す説明です。判断に必要な効果や資源も合わせて伝えます。
問9業務機能と組織のモデルを作ったら、新システムの全体像と整合するか確認する。
問10現行業務の調査では、業界内の管理水準・業務水準との比較を行う必要はない。
残りの30問を見る
問11情報システムの中長期計画では、必要な経営資源を入手できるか確認する。
問12情報戦略指針はIT部門で文書化すればよく、経営者レベルの承認は不要である。
問13情報システム部門の運営方針では、全社組織の中での位置付けと使命を明らかにする。
問14全体システム化計画は、中長期を見据えず、直近の案件だけについて策定する。
問15情報戦略の承認に向け、推進体制について評価する観点はどれか。
- 1. 情報システム部門の推進体制の効率性
- 2. 情報システム部門の人員数の多さだけ
- 3. 導入した機器の台数の多さだけ
- 4. 承認会議の開催回数の多さだけ
答え:1. 情報システム部門の推進体制の効率性
情報システム部門の推進体制の効率性です。戦略の実行を支える体制かを評価します。
問16自社のシステムに用いる標準を策定するとき、考慮すべきものはどれか。
- 1. 製品広告の文字数だけ
- 2. ITの動向と自社の環境
- 3. 担当者の好みだけ
- 4. 過去の規程の保存場所だけ
答え:2. ITの動向と自社の環境
ITの動向と自社の環境です。外部の標準も調べ、自社に必要な標準を検討します。
問17対象業務を調べる際、業務の入出力情報をシステムで扱う処理と対応付ける。
問18個別システムの構想では、関連する他システムのデータや運用との関係を調べなくてよい。
問19適用技術の調査には、先に目標と調査範囲を設定する。
問20業務プロセスを再設計しても、プロセス・システム・データの責任者は明確にしなくてよい。
問21システム方式を策定するとき、主要なデータベースとサーバの構成も明らかにする。
問22システム化構想の実現可能性は、技術面だけで判断し、経済面は検討しない。
問23サービスレベルを具体化する項目の組合せはどれか。
- 1. 広告枚数・看板の色・社名
- 2. 人名・座席番号・制服の色
- 3. 信頼性・性能・セキュリティ
- 4. 資本金・株価・配当だけ
答え:3. 信頼性・性能・セキュリティ
信頼性・性能・セキュリティです。これらを明らかにして品質に関する基本要件を定めます。
問24個別システムの選定方針で明らかにするものはどれか。
- 1. 候補製品の名称だけ
- 2. 先に選んだ販売会社だけ
- 3. 試験担当者の氏名だけ
- 4. 必要な機能・構成・予算枠
答え:4. 必要な機能・構成・予算枠
必要な機能・構成・予算枠です。調査する範囲も定め、候補の比較条件を作ります。
問25改革プログラム全体が情報システム戦略に合う価値を生み出しているかを、継続的に確認する。
問26改革プログラムの統制では、個別案件の都合が常に情報システム戦略より優先する。
問27システムの各種標準を導入する目的には、企業全体のシステム資源の保護も含まれる。
問28標準の見直しでは、他の標準との矛盾や関連への影響を調べない。
問29改革のリスク管理では、複数案件間の資源配分を調整する。
問30改革プログラムを変更すべき要因の識別は、ITストラテジストの役割に含まれない。
問31改革のIT投資とIT部門のサービス・費用について、シラバスが求める仕組みはどれか。
- 1. ビジネス部門が投資を主導し、IT部門のサービスと費用を最適化
- 2. IT部門だけで投資の事業目的を決める
- 3. すべての投資を外部ベンダーに任せる
- 4. 事業部門が費用を一切確認できなくする
答え:1. ビジネス部門が投資を主導し、IT部門のサービスと費用を最適化
ビジネス部門がIT関連投資を主導し、IT部門のサービスと費用を最適化する仕組みです。改革の統制を事業の判断と結び付けます。
問32全社のシステム標準を見直す際に必要な承認はどれか。
- 1. 見直し担当者だけの独断
- 2. CIOや部門長など適切な責任者の承認
- 3. 利用者全員の私的な口約束
- 4. 機器の配送担当者だけの承認
答え:2. CIOや部門長など適切な責任者の承認
CIOや部門長など、適切な責任者の承認です。影響を評価してから標準を変更します。
問33ERPの適用を促す前に、対象業務への有効性を評価する。
問34戦略的なデータ活用では、利用目的に関係なく全データを同じ重要度で扱う。
問35経営層も、企業内でのIT活用の普及・啓発の対象に含める。
答え:○(正しい)
○。IT活用の普及は経営層を含む企業内利用者に向けて行います。新しいビジネスモデルの定着と組織の能力向上を図ります。
問36利用者のスキル到達度は、初回に一度評価すれば、定期的に評価する必要はない。
問37システム利用の評価結果は、次のビジネスモデルやIT企画に反映する。
問38事業戦略の評価では、目標値と実測値の差があっても、その理由は分析しない。
問39システムの利用実態を確かめる調査はどれか。
- 1. 導入機器の箱の数量だけの調査
- 2. 会社の看板だけの調査
- 3. 現場の利用状況や利用者への調査
- 4. 契約書のページ数だけの調査
答え:3. 現場の利用状況や利用者への調査
現場での利用状況や利用者の受け止めを調べる調査です。計画上の効果と実際の利用を照らし合わせます。
問40情報システム戦略の評価で得た課題の扱いとして適切なのはどれか。
- 1. 評価前に削除する
- 2. 機器名に置き換える
- 3. 目標を記録せず実測値だけ残す
- 4. 戦略の見直しへフィードバックする
答え:4. 戦略の見直しへフィードバックする
戦略の見直しに向けてフィードバックします。評価結果を保存するだけで終えません。
出典と注(2026年10月確認)12件
- ITストラテジスト試験(対象者像・形式)
- スケジュール・受験手数料
- 試験要綱 Ver.5.6
- ITストラテジスト試験 シラバス Ver.4.2
- 令和7年度統計資料(推移表・春期全国)
- 科目A-1試験免除制度
- 過去問題
- プロジェクトマネージャ試験(対象業務)
- IPAの申込業務委託先の受験案内(受験資格)
- IPA 試験に関するよくある質問(委託先の案内)
- 令和7年度統計・推移表(公式Excel、春期全国)
- ITストラテジスト(ST)|LEC東京リーガルマインド
注
- 問題と解説はこのサイトで作ったものです。根拠は各問題の解説の下にリンクしています。法令の改正などで答えが変わることがあります。直したところは訂正履歴に残します。