公認心理師

一問一答

40問オリジナル問題24科目中24科目
1 / 40
公認心理師としての職責の自覚○×

公認心理師でない者でも、名称中に「心理師」の文字を自由に用いてよい。

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練習できる範囲

問題のある科目

  • 公認心理師としての職責の自覚2問
  • 問題解決能力と生涯学習1問
  • 多職種連携・地域連携1問
  • 心理学・臨床心理学の全体像1問
  • 心理学における研究2問
  • 心理学に関する実験2問
  • 知覚及び認知1問
  • 学習及び言語1問
  • 感情及び人格1問
  • 脳・神経の働き1問
  • 社会及び集団に関する心理学1問
  • 発達2問
  • 障害者(児)の心理学1問
  • 心理状態の観察及び結果の分析3問
  • 心理に関する支援(相談、助言、指導その他の援助)4問
  • 健康・医療に関する心理学2問
  • 福祉に関する心理学2問
  • 教育に関する心理学2問
  • 司法・犯罪に関する心理学1問
  • 産業・組織に関する心理学2問
  • 人体の構造と機能及び疾病1問
  • 精神疾患とその治療3問
  • 公認心理師に関係する制度2問
  • その他(心の健康教育に関する事項等)1問
形式の違い・注
  • ここは○×と4択だけです。本試験は「筆記試験(午前120分・午後120分)。公認心理師として必要な知識・技能を問う。」です。
  • 問題の数・時間配分・記述や計算・実技の練習にはなりません。正解できても、公認心理師の合格を約束するものではありません。
  • 同じ科目でも、論点の一部だけを扱っています。科目の名前は、このサイトが問題の分野を公式の科目に当てはめたものです。
  • 公式の資料・条文から作った問題で、過去問の転載ではありません。本試験の形式・範囲の全部の代わりにはなりません。

問題の一覧

  1. 問1公認心理師でない者でも、名称中に「心理師」の文字を自由に用いてよい。

    答え:×(誤り)

    ×です。公認心理師でない者は、名称中に「心理師」の文字を用いてはなりません。「公認心理師」の名称だけの制限ではありません。

    根拠:公認心理師法 第44条

  2. 問2虚偽・不正な事実に基づいて公認心理師の登録を受けた場合、主務大臣は登録を取り消さなければならない。

    答え:○(正しい)

    ○です。虚偽・不正な登録は、登録取消しが義務とされる場合です。一定の義務違反による任意の処分とは区別します。

    根拠:公認心理師法 第32条

  3. 問3認知行動療法の学習では、スーパービジョンを通じて実践能力を高める方法がある。

    答え:○(正しい)

    ○です。実際の治療を振り返り、専門家の助言や評価を受けます。講義で知識を得るだけとは異なる学習方法です。

    根拠:NCNP 認知行動療法の共通基盤マニュアル 第3部Ⅱ-1

  4. 問4公認心理師が業務で連携する相手として、条文に合うものはどれか。
    1. 1. 保健医療・福祉・教育等の関係者
    2. 2. 心理職だけに限る
    3. 3. 家族だけに限る
    4. 4. 試験委員だけに限る

    答え:1. 保健医療・福祉・教育等の関係者

    保健医療・福祉・教育等を提供する関係者です。担当する人に総合的な支援が届くよう連携を保ちます。

    根拠:公認心理師法 第42条

  5. 問5臨床心理学の支援対象は、入院中の個人だけで、家族や集団は含まれない。

    答え:×(誤り)

    ×です。個人だけでなく、カップル・家族・集団も支援対象です。研究に基づく実践や機関への相談等も含みます。

    根拠:APA Clinical Psychology

  6. 問6横断研究では、同じ参加者を何年も追跡することが必須である。

    答え:×(誤り)

    ×です。横断研究は一時点で個人や集団を比較します。同じ対象を時間をかけて追うのは縦断研究です。

    根拠:APA Dictionary of Psychology: cross-sectional-design

  7. 問7縦断研究は、同じ対象について時間を隔てて変化を調べる研究である。

    答え:○(正しい)

    ○です。同じ事例や参加者を一定期間調べます。一時点だけの比較とは異なります。

    根拠:APA Dictionary of Psychology: longitudinal-design

  8. 問8実験で、操作の後に観察・測定する結果の変数はどれか。
    1. 1. 独立変数
    2. 2. 従属変数
    3. 3. 統制条件そのもの
    4. 4. 参加者の募集広告

    答え:2. 従属変数

    従属変数です。独立変数の変化の後に、変わる結果を測定します。操作する変数と区別します。

    根拠:APA Dictionary of Psychology: dependent-variable

  9. 問9無作為割付とは、希望した参加者だけを必ず介入群に入れることである。

    答え:×(誤り)

    ×です。参加者を各条件へ無作為に割り付けます。参加者の希望による群分けとは異なります。

    根拠:APA Dictionary of Psychology: random-assignment

  10. 問10情報を一時的に保ち、操作しながら推論や理解を行う機能はどれか。
    1. 1. 長期記憶だけ
    2. 2. 嗅覚受容器
    3. 3. ワーキングメモリ
    4. 4. 骨格筋の収縮

    答え:3. ワーキングメモリ

    ワーキングメモリです。短期的な保持と操作を担います。長期間の貯蔵だけを意味しません。

    根拠:APA Dictionary of Psychology: working-memory

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  1. 問11オペラント条件づけの強化は、行動の出現頻度を低下させる過程を指す。

    答え:×(誤り)

    ×です。強化は行動の頻度や確率を増加させる過程です。行動を減らす手続きとは区別します。

    根拠:APA Dictionary of Psychology: reinforcement

  2. 問12人格は、特性や価値観、行動などの比較的持続的なまとまりとして捉えられる。

    答え:○(正しい)

    ○です。個人の独自の適応に関わる特性や行動のまとまりです。身体の身長だけを指す概念ではありません。

    根拠:APA Personality

  3. 問13シナプスは、神経細胞間で信号を伝えるための特殊な接合部である。

    答え:○(正しい)

    ○です。神経信号が別の神経細胞へ伝わる部分です。多くのシナプスでは神経伝達物質が関わります。

    根拠:APA Dictionary of Psychology: synapse

  4. 問14集団で作業するとき、個人で行うより努力が少なくなる現象はどれか。
    1. 1. 刺激般化
    2. 2. 物体の永続性
    3. 3. 分割注意
    4. 4. 社会的手抜き

    答え:4. 社会的手抜き

    社会的手抜きです。集団の課題で個人の努力量が低下する現象を指します。

    根拠:APA Social Psychology: Social Cognition and Social Influence

  5. 問15愛着は、乳児と養育者との情緒的な結び付きとして理解される。

    答え:○(正しい)

    ○です。安心感の形成と関係する結び付きです。成人の情緒的に支えとなる関係を求める傾向にも用いられます。

    根拠:APA Dictionary of Psychology: attachment

  6. 問16物体の永続性とは、見えなくなった物は存在しなくなると理解することである。

    答え:×(誤り)

    ×です。直接知覚できなくても物が存在し続けると理解することです。特定の獲得月齢はこの問題では扱いません。

    根拠:APA Dictionary of Psychology: object-permanence

  7. 問17ADHDの特徴は、大人になってから突然現れた不注意だけで判断する。

    答え:×(誤り)

    ×です。不注意や多動性・衝動性等の特徴と生活上の支障をみます。子どもの頃からみられる特徴であることも重要です。

    根拠:NCNP病院 ADHDの説明

  8. 問18評価者間信頼性は、複数の評価者による評定がどの程度一致するかに関わる。

    答え:○(正しい)

    ○です。同じ対象を独立に評価した結果の類似性です。評価者を変えたときの再現性に関わります。

    根拠:APA Dictionary of Psychology: interrater-reliability

  9. 問19測定や評価から導く結論の適切さを、証拠や理論に照らして検討する概念はどれか。
    1. 1. 妥当性
    2. 2. 反応時間だけ
    3. 3. 無作為割付だけ
    4. 4. 条件反射だけ

    答え:1. 妥当性

    妥当性です。得点が一貫しているかという信頼性とは区別します。評価から何を言えるかを検討します。

    根拠:APA Dictionary of Psychology: validity

  10. 問20症例の概念化は最初に決めた仮説なので、その後の情報で更新してはならない。

    答え:×(誤り)

    ×です。概念化は支援に役立つ仮説で、新しい情報に応じて検討します。本人と共有して治療計画に活かします。

    根拠:NCNP 認知行動療法の共通基盤マニュアル 第1部Ⅲ-2

  11. 問21認知行動療法では、その回で取り組む内容をアジェンダとして共有する。

    答え:○(正しい)

    ○です。患者と治療者で課題と優先順位を共有します。セッションを構造化する工夫です。

    根拠:NCNP 認知行動療法の共通基盤マニュアル 第1部Ⅳ-3

  12. 問22認知行動療法のホームワークは、できなかった患者を罰するために出す。

    答え:×(誤り)

    ×です。セッションで学んだことを日常生活で試すために用います。実行可能な内容を協働して決めます。

    根拠:NCNP 認知行動療法の共通基盤マニュアル 第1部Ⅳ-5

  13. 問23認知行動療法の行動実験で重視するものはどれか。
    1. 1. 治療者の意見を検証せず押し付ける
    2. 2. 本人の予測を行動と結果で確かめる
    3. 3. 本人へ目的を隠す
    4. 4. 結果を記録せず無視する

    答え:2. 本人の予測を行動と結果で確かめる

    本人の予測や仮説を、実際の行動と結果で確かめることです。目的と根拠を共有し、安全に計画します。

    根拠:NCNP 認知行動療法の共通基盤マニュアル 第2部Ⅰ-3

  14. 問24認知行動モデルで、認知と相互に影響する側面の組合せはどれか。
    1. 1. 国籍・戸籍・郵便番号だけ
    2. 2. 身長・靴のサイズ・血液型だけ
    3. 3. 気分・行動・身体反応
    4. 4. 資産額・住居面積・学籍番号だけ

    答え:3. 気分・行動・身体反応

    気分・行動・身体反応です。出来事をきっかけに、これらの側面が影響し合うと捉えます。

    根拠:NCNP 認知行動療法の共通基盤マニュアル 第1部Ⅰ-2

  15. 問25寝酒は、睡眠後半の質まで安定して改善する方法として推奨されている。

    答え:×(誤り)

    ×です。アルコールは一時的に寝つきを促しても、後半の睡眠の質を悪化させます。睡眠改善のための寝酒は推奨されません。

    根拠:厚生労働省 睡眠ガイド2023・睡眠と嗜好品

  16. 問26カフェインの睡眠への影響では、摂取量に加えて摂取時刻も考慮する。

    答え:○(正しい)

    ○です。体内に残るカフェインが睡眠へ影響することがあります。夕方以降の摂取を控えることも推奨されています。

    根拠:厚生労働省 睡眠ガイド2023・睡眠と嗜好品

  17. 問27配偶者暴力相談支援センターの業務には、被害者の心理的健康回復の指導も含まれる。

    答え:○(正しい)

    ○です。医学的または心理学的な指導等を行います。相談や安全確保、自立生活への援助等も業務です。

    根拠:配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律 第3条

  18. 問28配偶者暴力相談支援センターは、被害者の住居や就業に関する情報提供を行わない。

    答え:×(誤り)

    ×です。自立生活を促進するため、就業・住居・制度利用等の情報提供や調整を行います。心理面だけに限定されません。

    根拠:配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律 第3条

  19. 問29不登校支援は、登校という結果だけを唯一の目標として進める。

    答え:×(誤り)

    ×です。本人が主体的に進路を捉え、社会的に自立することを目指します。個々の背景に応じた多様な支援を行います。

    根拠:文部科学省 生徒指導提要 第10章

  20. 問30スクールカウンセラーの役割として適切なものはどれか。
    1. 1. 校舎の耐震設計だけ
    2. 2. 給食の食材発注だけ
    3. 3. 成績を自動決定することだけ
    4. 4. 心理面のアセスメントと教職員への助言

    答え:4. 心理面のアセスメントと教職員への助言

    心理面のアセスメントと教職員への助言です。児童生徒等への相談に加え、学校での支援を専門的に支えます。

    根拠:文部科学省 生徒指導提要 第3章

  21. 問31法務少年支援センターは、地域の成人に対する心理相談や問題行動の分析も行う。

    答え:○(正しい)

    ○です。地域援助業務として成人への支援も示されています。収容された少年だけを支援する施設ではありません。

    根拠:法務省 少年鑑別所・地域援助業務

  22. 問32職場でメンタルヘルスの健康情報を扱う際、あらかじめ決めておく事項はどれか。
    1. 1. 扱う人の権限や情報の範囲
    2. 2. 健康情報を全員へ公開する手順
    3. 3. 本人の希望と無関係に広告へ使う方法
    4. 4. 全ての生データを社外へ売る価格

    答え:1. 扱う人の権限や情報の範囲

    扱う人の権限や情報の範囲です。事業場の規程等で個人情報管理責任者や守秘義務なども取り決めます。

    根拠:厚生労働省 メンタルヘルス指針・個人情報の保護

  23. 問33職場復帰支援では、復帰後の状況を把握するフォローアップを省いてよい。

    答え:×(誤り)

    ×です。円滑な復帰と就業継続のため、復帰後も状況を確認します。支援プログラムの評価や見直しも行います。

    根拠:厚生労働省 メンタルヘルス指針・職場復帰支援

  24. 問34アルコールが体内で代謝されて生じる物質はどれか。
    1. 1. ヘモグロビン
    2. 2. アセトアルデヒド
    3. 3. コラーゲン
    4. 4. グリコーゲンだけ

    答え:2. アセトアルデヒド

    アセトアルデヒドです。二日酔いの原因となり、交感神経刺激を通じて睡眠を妨げることもあります。

    根拠:厚生労働省 睡眠ガイド2023・アルコール

  25. 問35統合失調症には認知機能の障害はなく、症状は幻覚と妄想だけである。

    答え:×(誤り)

    ×です。記憶・注意・計画等の認知機能障害もみられます。意欲低下等の陰性症状もあります。

    根拠:NCNP 統合失調症の症状と認知機能

  26. 問36強迫行為は、強迫観念による不安や不快感を中和しようとする反復的な行為や思考を含む。

    答え:○(正しい)

    ○です。手洗い等の行為だけでなく、反復的な思考も含まれます。強迫症では生活上の支障が問題になります。

    根拠:NCNP 認知行動療法の共通基盤マニュアル 第1部Ⅰ-7

  27. 問37パニック症で、再び発作が起こるのではないかと心配することはどれか。
    1. 1. 物体の永続性
    2. 2. 評価者間信頼性
    3. 3. 予期不安
    4. 4. 精神運動発達だけ

    答え:3. 予期不安

    予期不安です。突然の発作を繰り返すことや、行動の制限とともに生活へ支障を来します。

    根拠:NCNP こころの情報サイト・不安症

  28. 問38公認心理師の登録事項が変わっても、主務大臣への届出は不要である。

    答え:×(誤り)

    ×です。登録事項に変更があったときは、遅滞なく文部科学大臣と厚生労働大臣へ届け出ます。

    根拠:公認心理師法 第31条

  29. 問39公認心理師登録簿は、文部科学省と厚生労働省にそれぞれ備える。

    答え:○(正しい)

    ○です。公認心理師法第29条の規定です。都道府県の調理師名簿とは異なります。

    根拠:公認心理師法 第29条

  30. 問40ゲートキーパーの役割に合うものはどれか。
    1. 1. 診断名だけを決めて終わる
    2. 2. 相談内容を無断で広める
    3. 3. 苦悩を叱責して黙らせる
    4. 4. 気づき・傾聴・支援へのつなぎ・見守り

    答え:4. 気づき・傾聴・支援へのつなぎ・見守り

    悩みに気づいて話を聞き、必要な支援につないで見守ることです。孤立を防ぎ、本人に寄り添います。

    根拠:厚生労働省 ゲートキーパーになろう

出典と注(2026年10月確認)36件

注

  • 問題と解説はこのサイトで作ったものです。根拠は各問題の解説の下にリンクしています。法令の改正などで答えが変わることがあります。直したところは訂正履歴に残します。