日本語教員

一問一答

40問オリジナル問題5科目中5科目
1 / 40
社会・文化・地域○×

日本語教育推進法の「外国人等」には、日本語に通じない日本国籍の人も含まれる。

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  • 社会・文化・地域8問
  • 言語と社会8問
  • 言語と心理8問
  • 言語と教育8問
  • 言語8問
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  • ここは○×と4択だけです。本試験は「選択式。基礎100問・120分、応用は読解60問・100分と聴解50問・50分程度。」です。
  • 問題の数・時間配分・記述や計算・実技の練習にはなりません。正解できても、日本語教員の合格を約束するものではありません。
  • 同じ科目でも、論点の一部だけを扱っています。科目の名前は、このサイトが問題の分野を公式の科目に当てはめたものです。
  • 公式の資料・条文から作った問題で、過去問の転載ではありません。本試験の形式・範囲の全部の代わりにはなりません。

問題の一覧

  1. 問1日本語教育推進法の「外国人等」には、日本語に通じない日本国籍の人も含まれる。

    答え:○(正しい)

    日本国籍の人も含まれます。同法2条は、国籍だけで対象を区切っていません。

    根拠:日本語教育の推進に関する法律 第2条

  2. 問2日本語教育推進法は、国内の教育だけを対象とし、海外の日本語教育には触れていない。

    答え:×(誤り)

    海外の日本語教育にも触れています。同法3条5項は、諸外国の理解や交流の促進を基本理念に含めます。

    根拠:日本語教育の推進に関する法律 第3条

  3. 問3日本語教育推進法の目的に沿う社会像はどれか。
    1. 1. 多様な文化を尊重する共生社会
    2. 2. 外国人の文化を排除する社会
    3. 3. 日本語以外の使用を一律禁止する社会
    4. 4. 国際交流をなくす社会

    答え:1. 多様な文化を尊重する共生社会

    多様な文化を尊重する共生社会です。同法1条は、その実現と諸外国との交流等への寄与を目的とします。

    根拠:日本語教育の推進に関する法律 第1条

  4. 問4地方公共団体は、地域の状況に応じた日本語教育施策を策定・実施する責務を持つ。

    答え:○(正しい)

    責務を持ちます。同法5条は、国との役割分担を踏まえた地域の施策を定めています。

    根拠:日本語教育の推進に関する法律 第5条

  5. 問5外国人を雇用する事業主は、本人への学習支援だけを考えればよく、その家族は法律の対象外である。

    答え:×(誤り)

    家族への支援も対象です。同法6条は、雇用する外国人等とその家族への学習支援の努力を定めます。

    根拠:日本語教育の推進に関する法律 第6条

  6. 問6認定日本語教育機関の学習環境の基本情報は、日本語で公表する必要がある。

    答え:○(正しい)

    日本語での公表が必要です。日本語教育機関認定法3条は、授業内容や授業料などの情報公表を定めています。

    根拠:日本語教育機関認定法 第3条

  7. 問7認定日本語教育機関による自己点検・評価の結果は、公表しなくてよい。

    答え:×(誤り)

    公表しなければなりません。同法4条は、教育活動等の自己点検・評価と結果の公表を求めています。

    根拠:日本語教育機関認定法 第4条

  8. 問8国の日本語教育の基本方針の案を作成する大臣の組合せはどれか。
    1. 1. 農林水産大臣と防衛大臣
    2. 2. 文部科学大臣と外務大臣
    3. 3. 厚生労働大臣と法務大臣
    4. 4. 国土交通大臣と経済産業大臣

    答え:2. 文部科学大臣と外務大臣

    文部科学大臣と外務大臣です。日本語教育推進法10条は、両大臣が案を作成して閣議決定を求めると定めます。

    根拠:日本語教育の推進に関する法律 第10条

  9. 問9日本語教育の参照枠では、学習者を、学んだ言語で社会に参加する存在として捉える。

    答え:○(正しい)

    社会に参加する存在として捉えます。言語の習得を、より良く社会に参加するための手段と考えます。

    根拠:文化審議会 日本語教育の参照枠 Ⅰ 言語教育観

  10. 問10参照枠は、全学習者が理想的な母語話者の日本語へ到達することだけを最終目標にする。

    答え:×(誤り)

    それだけを最終目標にしません。多様な日本語使用を尊重し、必要な言語活動に応じた目標を重視します。

    根拠:文化審議会 日本語教育の参照枠 Ⅰ 言語教育観

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  1. 問11コアカリキュラムの言語使用と社会の学習対象には、非言語行動も含まれる。

    答え:○(正しい)

    非言語行動も含まれます。言語行動とともに、社会的な状況における様相や方略を理解します。

    根拠:文部科学省 登録日本語教員実践研修・養成課程コアカリキュラム 3-2 ⑤言語使用と社会

  2. 問12敬語使用の基盤として、敬語の指針が重視する考え方はどれか。
    1. 1. 相手の人格の否定
    2. 2. 固定的な身分差の誇示だけ
    3. 3. 相互尊重
    4. 4. 難しい語の多用だけ

    答え:3. 相互尊重

    相互尊重です。相手と自分の立場を踏まえて、ふさわしい敬意を表します。

    根拠:文化審議会 敬語の指針 第1章 基本的な認識

  3. 問13同じ国籍の学習者なら、異文化接触の経緯や周囲との関係を調べる必要はない。

    答え:×(誤り)

    個々の経緯や関係を理解します。コアカリキュラムは、多様な背景を持つ学習者の状況把握を求めています。

    根拠:文部科学省 登録日本語教員実践研修・養成課程コアカリキュラム 3-2 ②異文化接触

  4. 問14社会的・文化的慣習は、学習者の社会的行動とことばの理解に関わる。

    答え:○(正しい)

    関わります。コアカリキュラムは、社会・文化・政策と言語の関係の理解を求めます。

    根拠:文部科学省 登録日本語教員実践研修・養成課程コアカリキュラム 3-2 ④言語と社会の関係

  5. 問15日本語教育推進法は、子どもの家庭で使われる言語の重要性への配慮を不要としている。

    答え:×(誤り)

    重要性に配慮します。同法3条7項は、幼児期及び学齢期の外国人等の家庭の言語への配慮を定めます。

    根拠:日本語教育の推進に関する法律 第3条

  6. 問16異文化コミュニケーションと社会で理解する内容はどれか。
    1. 1. 学習者の国籍による能力の決め付け
    2. 2. 少数言語の価値の否定
    3. 3. 対人関係を切り離した語形だけ
    4. 4. 互いの文化・言語への態度と関係構築

    答え:4. 互いの文化・言語への態度と関係構築

    態度と関係構築です。異なる文化・言語を持つ人が共存する社会を考える学習内容です。

    根拠:文部科学省 登録日本語教員実践研修・養成課程コアカリキュラム 3-2 ⑥異文化コミュニケーションと社会

  7. 問17学習者の動機や不安は、日本語教師が理解すべき心的側面に含まれる。

    答え:○(正しい)

    含まれます。コアカリキュラムの異文化理解と心理は、異文化接触の問題と心的側面を扱います。

    根拠:文部科学省 登録日本語教員実践研修・養成課程コアカリキュラム 3-2 ⑨異文化理解と心理

  8. 問18学習方法を考える際には、学習者の言語情報の処理過程を考慮しなくてよい。

    答え:×(誤り)

    処理過程も理解します。コアカリキュラムの言語理解の過程は、情報処理や学習の仕組みを扱います。

    根拠:文部科学省 登録日本語教員実践研修・養成課程コアカリキュラム 3-2 ⑦言語理解の過程

  9. 問19自己評価の目的として参照枠に沿うものはどれか。
    1. 1. 学習者が目標と到達点を見直す
    2. 2. 教師が学習者の判断を全面的に奪う
    3. 3. 試験の点数を隠す
    4. 4. 学習の振り返りを禁止する

    答え:1. 学習者が目標と到達点を見直す

    目標と到達点の見直しです。自己評価は、内省や学びの調整を通した自律的な学習を支えます。

    根拠:文化審議会 日本語教育の参照枠 Ⅲ 自己評価

  10. 問20言語習得を考えるときは、学習者要因や学習効果を高める方略も扱う。

    答え:○(正しい)

    それらも扱います。個々の学習者に合わせた教育のため、コアカリキュラムはこれらの理解を求めます。

    根拠:文部科学省 登録日本語教員実践研修・養成課程コアカリキュラム 3-2 ⑧言語習得・発達

  11. 問21参照枠の自己評価は、教師だけが点数を決める評価活動である。

    答え:×(誤り)

    学習者自身が評価する活動です。熟達度を把握したり学習を振り返ったりして、自律的な学習を促します。

    根拠:文化審議会 日本語教育の参照枠 Ⅲ 自己評価

  12. 問22振り返りの記述を学習記録に残すと、学びの過程を学習者や周囲の人に示せる。

    答え:○(正しい)

    学びの過程を示せます。参照枠は、継続的な振り返り記録を自己評価の利点として挙げています。

    根拠:文化審議会 日本語教育の参照枠 Ⅲ 自己評価

  13. 問23学習者が必要な漢字は個人差がなく、全員に同じ目標だけを与えるべきである。

    答え:×(誤り)

    必要な漢字には個人差があります。参照枠は、今後の自律学習につなげる学習を考えます。

    根拠:文化審議会 日本語教育の参照枠 Ⅱ 漢字を含む文字の扱い

  14. 問24言語理解を助ける方略として参照枠が挙げるものはどれか。
    1. 1. 意味の不明な箇所を必ず放置する
    2. 2. 聞き取りにくい言葉を聞き返す
    3. 3. 理解を確認する質問を禁止する
    4. 4. 相手の説明を常に遮断する

    答え:2. 聞き取りにくい言葉を聞き返す

    聞き返すことです。参照枠の方略Can doは、推測・質問・聞き返し等を扱います。

    根拠:文化審議会 日本語教育の参照枠 Ⅱ 方略Can do

  15. 問25Can doは、主に暗記した語彙の個数だけを示す記述である。

    答え:×(誤り)

    言語を使ってできる活動を示します。知識量だけでなく、活動をどの程度できるかに注目します。

    根拠:文化審議会 日本語教育の参照枠 Ⅱ 言語能力記述文

  16. 問26参照枠が「話すこと」を分ける二つの言語活動はどれか。
    1. 1. 音読と書写
    2. 2. 暗記と翻訳
    3. 3. やり取りと発表
    4. 4. 聴解と読解

    答え:3. やり取りと発表

    やり取りと発表です。聞く・読む・書くと合わせて五つの言語活動を示します。

    根拠:文化審議会 日本語教育の参照枠 Ⅱ 言語活動別の熟達度

  17. 問27コース終了時の成果を成績としてまとめる評価はどれか。
    1. 1. 形成的評価だけ
    2. 2. 機器の動作検査
    3. 3. 入学前の環境調査
    4. 4. 総括的評価

    答え:4. 総括的評価

    総括的評価です。学習途中の改善のために情報を集める形成的評価とは目的が異なります。

    根拠:文化審議会 日本語教育の参照枠 資料 評価の類型

  18. 問28形成的評価は、学習途中の強みや弱点の情報を集め、指導や学習に生かす。

    答え:○(正しい)

    指導や学習に生かします。参照枠は、学習の進み具合を継続的に把握する評価として説明します。

    根拠:文化審議会 日本語教育の参照枠 資料 評価の類型

  19. 問29ポートフォリオによる評価では、筆記試験の結果以外は記録に含めない。

    答え:×(誤り)

    多様な学習成果や記録を含めます。振り返りやパフォーマンス評価の結果なども整理できます。

    根拠:文化審議会 日本語教育の参照枠 Ⅲ ポートフォリオによる評価

  20. 問30参照枠では、評価基準と評価手法の透明性を確保することが重視される。

    答え:○(正しい)

    透明性が重視されます。学習者や教師などが評価の共通認識を持てることを目指します。

    根拠:文化審議会 日本語教育の参照枠 Ⅲ 評価の三つの理念

  21. 問31授業の教材や教授法は、学習項目やコースの目的・目標と無関係に選ぶ。

    答え:×(誤り)

    目的・目標や学習項目に応じて選びます。コアカリキュラムは、コース設計と教材・教授法の選択を扱います。

    根拠:文部科学省 登録日本語教員実践研修・養成課程コアカリキュラム 3-2 ⑩言語教育法・実習

  22. 問32参照枠の熟達度の尺度として用いられる範囲はどれか。
    1. 1. A1からC2
    2. 2. 1級から10級
    3. 3. 小学校1年から6年
    4. 4. 0点から100点だけ

    答え:1. A1からC2

    A1からC2です。CEFRを参考にした六つのレベルを用います。

    根拠:文化審議会 日本語教育の参照枠 Ⅱ 全体的な尺度

  23. 問33尊敬語は、相手側や第三者の行為・状態などについて、その人物を立てる。

    答え:○(正しい)

    その人物を立てます。行為の向かう先を立てる謙譲語Ⅰとは働きが異なります。

    根拠:文化審議会 敬語の指針 第2章1 尊敬語

  24. 問34謙譲語Ⅰは、行為の向かう先を立てる働きを持たない。

    答え:×(誤り)

    向かう先を立てる働きがあります。自分側から相手側等へ向かう行為を述べる際に使います。

    根拠:文化審議会 敬語の指針 第2章2 謙譲語Ⅰ

  25. 問35自分側の行為を話の相手に丁重に述べる「申す」型の区分はどれか。
    1. 1. 尊敬語
    2. 2. 謙譲語Ⅱ(丁重語)
    3. 3. 美化語
    4. 4. 普通語

    答え:2. 謙譲語Ⅱ(丁重語)

    謙譲語Ⅱです。行為の向かう先を立てる謙譲語Ⅰとは区別します。

    根拠:文化審議会 敬語の指針 第2章3 謙譲語Ⅱ

  26. 問36丁寧語は、自分側の行為に限らず、様々な内容を丁寧に述べるために使える。

    答え:○(正しい)

    様々な内容に使えます。「です・ます」などで、話や文章の相手に丁寧に述べます。

    根拠:文化審議会 敬語の指針 第2章4 丁寧語

  27. 問37美化語は、必ず行為者や所有者を高く位置付ける。

    答え:×(誤り)

    必ず人物を立てるものではありません。物事を美化して述べる働きとして、尊敬語等と区別します。

    根拠:文化審議会 敬語の指針 第2章5 美化語

  28. 問38一つの語に同種の敬語を重ねることを何というか。
    1. 1. 活用語尾
    2. 2. 助詞の省略
    3. 3. 二重敬語
    4. 4. 並列節

    答え:3. 二重敬語

    二重敬語です。指針では一般に適切でないとしつつ、慣習として定着した例外も示します。

    根拠:文化審議会 敬語の指針 第2章 敬語の形 二重敬語

  29. 問39「させていただく」の基本的な条件には、相手等の許可と、そのことで恩恵を受ける事実や気持ちがある。

    答え:○(正しい)

    二つの条件を基本とします。許可を受けて行い、それによる恩恵を受ける場合に用いる表現です。

    根拠:文化審議会 敬語の指針 第3章 「させていただく」の使い方

  30. 問40二つの語をそれぞれ敬語にして「て」でつなぐことの名称はどれか。
    1. 1. 音便
    2. 2. 外来語化
    3. 3. 語順の倒置
    4. 4. 敬語連結

    答え:4. 敬語連結

    敬語連結です。一つの語に同種の敬語を重ねる二重敬語とは区別されます。

    根拠:文化審議会 敬語の指針 第2章 敬語の形 敬語連結

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