一問一答
第1類の粉粒状物品の酸化力を調べる燃焼試験では、過塩素酸カリウムを標準物質とする。
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練習できる範囲
問題のある科目
- 危険物に関する法令12問
- 基礎的な物理学及び基礎的な化学10問
- 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法18問
形式の違い・注
- ここは○×と4択だけです。本試験は「五肢択一式の筆記試験(マークカード)35問・2時間。実技試験なし。科目免除者は問題数・時間が異なります。」です。
- 問題の数・時間配分・記述や計算・実技の練習にはなりません。正解できても、乙1の合格を約束するものではありません。
- 同じ科目でも、論点の一部だけを扱っています。科目の名前は、このサイトが問題の分野を公式の科目に当てはめたものです。
- 公式の資料・条文から作った問題で、過去問の転載ではありません。本試験の形式・範囲の全部の代わりにはなりません。
問題の一覧
問1第1類の粉粒状物品の酸化力を調べる燃焼試験では、過塩素酸カリウムを標準物質とする。
問2第1類の酸化力を調べる燃焼試験は、燃焼温度だけを比較する試験である。
問3第1類の粉粒状物品の落球式打撃感度試験では、硝酸カリウムを標準物質とする。
問4第1類の粉粒状でない物品の衝撃敏感性は、落球式打撃感度試験だけで調べる。
問5政令が追加した第1類の品名は、過よう素酸塩類と過よう素酸を別の品名として扱う。
答え:○(正しい)
○です。政令第1条第1項の各号ごとに、異なる品名として一定の規定を適用します。追加品名をすべて一つにまとめるわけではありません。
問6危険物の貯蔵所には、法令の例外がなくても危険物以外の物品を自由に保管できる。
問7屋内で災害が著しく増大するおそれのある同一品名の危険物を多量に貯蔵する場合、原則として区分と間隔を設ける。
問8危険物を包装して運搬するとき、容器の表示を省けば外側の包装も無表示でよい。
答え:×(誤り)
×です。包装等の外部に規定に適合する表示を行う場合に、内部の運搬容器の表示を省略できます。包装全体が無表示でよいという規定ではありません。
問9アルカリ金属の過酸化物等以外の第1類の通常の運搬容器に示す注意事項は。
- 1. 火気・衝撃注意、可燃物接触注意
- 2. 火気厳禁だけ
- 3. 空気接触厳禁だけ
- 4. 禁水だけ
答え:1. 火気・衝撃注意、可燃物接触注意
火気・衝撃注意と可燃物接触注意です。アルカリ金属の過酸化物等には、さらに禁水の表示が必要です。
問10運搬容器の通常の外部表示で、注意事項以外に必要な情報は。
- 1. 販売店の人気順位だけ
- 2. 危険物の品名・危険等級・化学名・数量
- 3. 購入者の年齢だけ
- 4. 保管場所の電話番号だけ
答え:2. 危険物の品名・危険等級・化学名・数量
品名・危険等級・化学名・数量です。容器の区分や容量等による例外はありますが、表示の原則として定められています。
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問11消防法の酸化性固体の定義に当たる試験上の条件は。
- 1. 引火点だけが低い
- 2. 酸化力と衝撃敏感性の両方を必ず示す
- 3. 酸化力または衝撃敏感性の試験で定める性状を示す
- 4. 沸点だけが高い
答え:3. 酸化力または衝撃敏感性の試験で定める性状を示す
酸化力または衝撃敏感性の試験で定める性状を示すことです。二つの試験の条件を必ず両方満たすという定義ではありません。
問12機械で荷役する運搬容器に必要な構造上の性質は。
- 1. 外観が良ければ強度は問わない
- 2. 排出口の弁を固定できないこと
- 3. 容器本体が枠からはみ出すこと
- 4. 内圧と荷役・運搬時の荷重による応力に対して安全
答え:4. 内圧と荷役・運搬時の荷重による応力に対して安全
内圧や荷重による応力に対して安全であることです。腐食等への保護や附属設備からの漏れ防止も求められます。
問13原子を構成する陽子は正の電荷を持つ。
問14中性の原子でも、電子の数は陽子の数より必ず多い。
問15質量数は、原子核にある陽子の数と中性子の数の合計である。
問16原子核の周りの電子殻のうち、K殻は最も外側の殻を意味する。
問17共有結合では、原子同士が電子を共有する。
問18イオン結合を生じさせる引力は、陽イオンと陰イオンの静電的な引力である。
問19組成式は、物質を構成する原子の割合を最も複雑な整数比で表す。
問20元素の原子番号を決める粒子数は。
- 1. 陽子の数
- 2. 中性子の数だけ
- 3. 陽子と中性子の合計
- 4. 原子を囲む分子の数
答え:1. 陽子の数
陽子の数です。陽子数によって元素が区別され、原子番号が決まります。
問21原子が電子を受け取って負の電荷を帯びたときの名称は。
問22KMnO4という式から読み取れる構成元素の組合せは。
- 1. カリウム・窒素・酸素
- 2. ナトリウム・マンガン・塩素
- 3. カリウム・マンガン・酸素
- 4. カルシウム・炭素・水素
答え:3. カリウム・マンガン・酸素
カリウム・マンガン・酸素です。モデルSDSは過マンガン酸カリウムの式をKMnO4と記載しています。
問23塩素酸カリウムは、強酸との接触で分解し有毒なフュームを生じるおそれがある。
問24過酸化ナトリウムの消火では、物質へ直接水をかける方法がモデルSDSで推奨される。
問25硝酸カリウムを加熱すると、窒素酸化物や酸素を生じ、火災の危険性を増すことがある。
問26漏れた過酸化ナトリウムは、おがくずなどの可燃性吸収剤で処理してよい。
答え:×(誤り)
×です。モデルSDSはおがくずや可燃性吸収剤に吸収させないとしています。強い酸化性があり、可燃性物質との接触を避けます。
問27過マンガン酸カリウムは、モデルSDSでは暗紫色の固体とされる。
問28重クロム酸カリウムの火災に、二酸化炭素消火剤を使うことがモデルSDSで推奨される。
答え:×(誤り)
×です。モデルSDSは炭酸ガスを使ってはならない消火剤に挙げています。使用する物質ごとに適切な消火剤を確認します。
問29重クロム酸カリウムの水溶液は、モデルSDSでは弱酸性とされる。
問30塩素酸カリウムの漏出時には、粉じんを広く飛散させて回収を急ぐ。
問31過酸化ナトリウムは、湿気を避けて乾燥した換気の良い場所で密閉保管する。
問32過酸化ナトリウムは酸と混ぜておけば、モデルSDS上の安全な保管になる。
問33過マンガン酸カリウムは、金属粉末と激しく反応して火炎の危険を生じる。
問34塩素酸カリウムは、アンモニウム塩との接触による火災・爆発の危険がない。
答え:×(誤り)
×です。アンモニウム塩は混触危険物質に挙げられています。有機物や金属粉末等との接触でも火災・爆発のおそれがあります。
問35重クロム酸カリウムの漏れは、環境中へ放出して処理してよい。
問36塩素酸カリウムの火災で放出される可能性が示される有害物質は。
- 1. 水蒸気だけ
- 2. ヘリウムだけ
- 3. 酸化物を含まない純窒素だけ
- 4. 塩素酸化物
答え:4. 塩素酸化物
塩素酸化物です。モデルSDSは火災時の有害物質の放出を警告しています。消火では適切な呼吸用保護具等が必要です。
問37硝酸カリウムの水への溶け方として、モデルSDSに合うものは。
- 1. 水に溶解する
- 2. 水には全く溶けない
- 3. 水に触れると必ず可燃性水素だけになる
- 4. 水中で必ず油層を作る
答え:1. 水に溶解する
水に溶解します。モデルSDSの物理的・化学的性質に、水への溶解度が記載されています。
問38過マンガン酸カリウム火災でモデルSDSが挙げる消火剤の一つは。
- 1. ガソリン
- 2. 水噴霧
- 3. エタノール
- 4. おがくず
答え:2. 水噴霧
水噴霧です。モデルSDSは泡・粉末・乾燥砂類も挙げています。可燃性の液体や材料を消火剤として使うものではありません。
問39重クロム酸カリウムの固体の色としてモデルSDSが示すものは。
- 1. 無色透明だけ
- 2. 純黒色
- 3. 橙〜赤色
- 4. 青白色
答え:3. 橙〜赤色
橙〜赤色です。固体の結晶として記載されています。色だけで同定せず、表示やSDSも確認します。
問40過酸化ナトリウムに対応する、消防法の第1類の品名は。
- 1. 塩素酸塩類
- 2. 硝酸塩類
- 3. 重クロム酸塩類
- 4. 無機過酸化物
答え:4. 無機過酸化物
無機過酸化物です。モデルSDSは消防法の第1類・過酸化物として記載し、消防法別表第1は無機過酸化物を第1類の品名に挙げています。
出典と注(2026年10月確認)12件
- 危険物取扱者試験(資格・手数料・受験資格)
- 試験科目及び問題数・科目免除
- 試験の方法・合格基準
- 受験資格
- 試験日程[全国一覧]
- 本部・支部等住所連絡先
- 過去に出題された問題
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- 令和7年度 試験実施状況
注
- 問題と解説はこのサイトで作ったものです。根拠は各問題の解説の下にリンクしています。法令の改正などで答えが変わることがあります。直したところは訂正履歴に残します。