乙1

一問一答

40問オリジナル問題3科目中3科目
1 / 40
危険物に関する法令○×

第1類の粉粒状物品の酸化力を調べる燃焼試験では、過塩素酸カリウムを標準物質とする。

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練習できる範囲

問題のある科目

  • 危険物に関する法令12問
  • 基礎的な物理学及び基礎的な化学10問
  • 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法18問
形式の違い・注
  • ここは○×と4択だけです。本試験は「五肢択一式の筆記試験(マークカード)35問・2時間。実技試験なし。科目免除者は問題数・時間が異なります。」です。
  • 問題の数・時間配分・記述や計算・実技の練習にはなりません。正解できても、乙1の合格を約束するものではありません。
  • 同じ科目でも、論点の一部だけを扱っています。科目の名前は、このサイトが問題の分野を公式の科目に当てはめたものです。
  • 公式の資料・条文から作った問題で、過去問の転載ではありません。本試験の形式・範囲の全部の代わりにはなりません。

問題の一覧

  1. 問1第1類の粉粒状物品の酸化力を調べる燃焼試験では、過塩素酸カリウムを標準物質とする。

    答え:○(正しい)

    ○です。粉粒状物品は過塩素酸カリウムを標準とする燃焼試験で比較します。その他の物品には大量燃焼試験が定められています。

    根拠:危険物の規制に関する政令 第1条の3第1項

  2. 問2第1類の酸化力を調べる燃焼試験は、燃焼温度だけを比較する試験である。

    答え:×(誤り)

    ×です。標準物質と試験物品をそれぞれ木粉と混ぜ、燃焼時間を比較します。温度だけを比べる試験ではありません。

    根拠:危険物の規制に関する政令 第1条の3第2項

  3. 問3第1類の粉粒状物品の落球式打撃感度試験では、硝酸カリウムを標準物質とする。

    答え:○(正しい)

    ○です。衝撃に対する敏感性を調べる落球式打撃感度試験の標準物質です。酸化力の燃焼試験とは標準が異なります。

    根拠:危険物の規制に関する政令 第1条の3第5項

  4. 問4第1類の粉粒状でない物品の衝撃敏感性は、落球式打撃感度試験だけで調べる。

    答え:×(誤り)

    ×です。粉粒状でない物品では鉄管試験を行います。物品の形態により試験が分かれます。

    根拠:危険物の規制に関する政令 第1条の3第5項・第7項

  5. 問5政令が追加した第1類の品名は、過よう素酸塩類と過よう素酸を別の品名として扱う。

    答え:○(正しい)

    ○です。政令第1条第1項の各号ごとに、異なる品名として一定の規定を適用します。追加品名をすべて一つにまとめるわけではありません。

    根拠:危険物の規制に関する政令 第1条第1項・第1条の2第1項

  6. 問6危険物の貯蔵所には、法令の例外がなくても危険物以外の物品を自由に保管できる。

    答え:×(誤り)

    ×です。貯蔵所では、原則として危険物以外の物品を貯蔵しません。総務省令で定める例外があります。

    根拠:危険物の規制に関する政令 第26条第1項第1号

  7. 問7屋内で災害が著しく増大するおそれのある同一品名の危険物を多量に貯蔵する場合、原則として区分と間隔を設ける。

    答え:○(正しい)

    ○です。原則として指定数量の10倍以下ごとに区分し、0.3m以上の間隔を置きます。省令で定める危険物の例外があります。

    根拠:危険物の規制に関する政令 第26条第1項第3号

  8. 問8危険物を包装して運搬するとき、容器の表示を省けば外側の包装も無表示でよい。

    答え:×(誤り)

    ×です。包装等の外部に規定に適合する表示を行う場合に、内部の運搬容器の表示を省略できます。包装全体が無表示でよいという規定ではありません。

    根拠:危険物の規制に関する規則 第44条第7項

  9. 問9アルカリ金属の過酸化物等以外の第1類の通常の運搬容器に示す注意事項は。
    1. 1. 火気・衝撃注意、可燃物接触注意
    2. 2. 火気厳禁だけ
    3. 3. 空気接触厳禁だけ
    4. 4. 禁水だけ

    答え:1. 火気・衝撃注意、可燃物接触注意

    火気・衝撃注意と可燃物接触注意です。アルカリ金属の過酸化物等には、さらに禁水の表示が必要です。

    根拠:危険物の規制に関する規則 第44条第1項第3号イ

  10. 問10運搬容器の通常の外部表示で、注意事項以外に必要な情報は。
    1. 1. 販売店の人気順位だけ
    2. 2. 危険物の品名・危険等級・化学名・数量
    3. 3. 購入者の年齢だけ
    4. 4. 保管場所の電話番号だけ

    答え:2. 危険物の品名・危険等級・化学名・数量

    品名・危険等級・化学名・数量です。容器の区分や容量等による例外はありますが、表示の原則として定められています。

    根拠:危険物の規制に関する規則 第44条第1項第1号・第2号

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  1. 問11消防法の酸化性固体の定義に当たる試験上の条件は。
    1. 1. 引火点だけが低い
    2. 2. 酸化力と衝撃敏感性の両方を必ず示す
    3. 3. 酸化力または衝撃敏感性の試験で定める性状を示す
    4. 4. 沸点だけが高い

    答え:3. 酸化力または衝撃敏感性の試験で定める性状を示す

    酸化力または衝撃敏感性の試験で定める性状を示すことです。二つの試験の条件を必ず両方満たすという定義ではありません。

    根拠:消防法 別表第1備考第1号

  2. 問12機械で荷役する運搬容器に必要な構造上の性質は。
    1. 1. 外観が良ければ強度は問わない
    2. 2. 排出口の弁を固定できないこと
    3. 3. 容器本体が枠からはみ出すこと
    4. 4. 内圧と荷役・運搬時の荷重による応力に対して安全

    答え:4. 内圧と荷役・運搬時の荷重による応力に対して安全

    内圧や荷重による応力に対して安全であることです。腐食等への保護や附属設備からの漏れ防止も求められます。

    根拠:危険物の規制に関する規則 第43条第1項第2号ロ

  3. 問13原子を構成する陽子は正の電荷を持つ。

    答え:○(正しい)

    ○です。陽子は正、電子は負の電荷を持ちます。中性子は電荷を持ちません。

    根拠:日本原子力研究開発機構 化学基礎・原子についての基礎知識

  4. 問14中性の原子でも、電子の数は陽子の数より必ず多い。

    答え:×(誤り)

    ×です。中性の原子では陽子と電子の数が等しく、電荷がつり合います。電子数が変わり電荷を帯びたものはイオンです。

    根拠:日本原子力研究開発機構 化学基礎・原子についての基礎知識

  5. 問15質量数は、原子核にある陽子の数と中性子の数の合計である。

    答え:○(正しい)

    ○です。陽子数と中性子数を合計します。電子の数は質量数に含めません。

    根拠:日本原子力研究開発機構 化学基礎・原子についての基礎知識

  6. 問16原子核の周りの電子殻のうち、K殻は最も外側の殻を意味する。

    答え:×(誤り)

    ×です。K殻は最も内側の殻です。内側からK・L・M・N殻と呼びます。

    根拠:日本原子力研究開発機構 化学基礎・原子についての基礎知識

  7. 問17共有結合では、原子同士が電子を共有する。

    答え:○(正しい)

    ○です。原子同士が電子を共有して結びつく化学結合です。電子を受け渡して生じたイオン間の結合とは区別します。

    根拠:日本原子力研究開発機構 化学基礎・電子式〜共有結合

  8. 問18イオン結合を生じさせる引力は、陽イオンと陰イオンの静電的な引力である。

    答え:○(正しい)

    ○です。反対符号の電荷を持つイオンが静電的な引力で結びつきます。この引力をクーロン力と呼びます。

    根拠:日本原子力研究開発機構 化学基礎・イオン結合

  9. 問19組成式は、物質を構成する原子の割合を最も複雑な整数比で表す。

    答え:×(誤り)

    ×です。組成式は最も単純な整数比で表します。独立した分子の原子数を示す分子式とは区別します。

    根拠:日本原子力研究開発機構 化学基礎・イオン結合

  10. 問20元素の原子番号を決める粒子数は。
    1. 1. 陽子の数
    2. 2. 中性子の数だけ
    3. 3. 陽子と中性子の合計
    4. 4. 原子を囲む分子の数

    答え:1. 陽子の数

    陽子の数です。陽子数によって元素が区別され、原子番号が決まります。

    根拠:日本原子力研究開発機構 化学基礎・原子についての基礎知識

  11. 問21原子が電子を受け取って負の電荷を帯びたときの名称は。
    1. 1. 陽イオン
    2. 2. 陰イオン
    3. 3. 中性子
    4. 4. 原子核

    答え:2. 陰イオン

    陰イオンです。電子は負の電荷を持つため、受け取ると負に帯電します。

    根拠:日本原子力研究開発機構 化学基礎・イオン結合

  12. 問22KMnO4という式から読み取れる構成元素の組合せは。
    1. 1. カリウム・窒素・酸素
    2. 2. ナトリウム・マンガン・塩素
    3. 3. カリウム・マンガン・酸素
    4. 4. カルシウム・炭素・水素

    答え:3. カリウム・マンガン・酸素

    カリウム・マンガン・酸素です。モデルSDSは過マンガン酸カリウムの式をKMnO4と記載しています。

    根拠:厚生労働省 職場のあんぜんサイト・モデルSDS 過マンガン酸カリウム

  13. 問23塩素酸カリウムは、強酸との接触で分解し有毒なフュームを生じるおそれがある。

    答え:○(正しい)

    ○です。強酸との接触で分解し、酸素や二酸化塩素・塩素等を生じるおそれがあります。強酸から離して扱います。

    根拠:厚生労働省 職場のあんぜんサイト・モデルSDS 塩素酸カリウム

  14. 問24過酸化ナトリウムの消火では、物質へ直接水をかける方法がモデルSDSで推奨される。

    答え:×(誤り)

    ×です。モデルSDSは消火に水を使わず、物質へ直接水をかけないとしています。周囲の容器の冷却とは区別します。

    根拠:厚生労働省 職場のあんぜんサイト・モデルSDS 過酸化ナトリウム

  15. 問25硝酸カリウムを加熱すると、窒素酸化物や酸素を生じ、火災の危険性を増すことがある。

    答え:○(正しい)

    ○です。モデルSDSは加熱・燃焼時の分解で窒素酸化物と酸素が生じるとしています。熱や混触による危険を避けます。

    根拠:厚生労働省 職場のあんぜんサイト・モデルSDS 硝酸カリウム

  16. 問26漏れた過酸化ナトリウムは、おがくずなどの可燃性吸収剤で処理してよい。

    答え:×(誤り)

    ×です。モデルSDSはおがくずや可燃性吸収剤に吸収させないとしています。強い酸化性があり、可燃性物質との接触を避けます。

    根拠:厚生労働省 職場のあんぜんサイト・モデルSDS 過酸化ナトリウム

  17. 問27過マンガン酸カリウムは、モデルSDSでは暗紫色の固体とされる。

    答え:○(正しい)

    ○です。物理的状態は固体、色は暗紫色と記載されています。取扱いでは粉じんや接触の危険にも注意します。

    根拠:厚生労働省 職場のあんぜんサイト・モデルSDS 過マンガン酸カリウム

  18. 問28重クロム酸カリウムの火災に、二酸化炭素消火剤を使うことがモデルSDSで推奨される。

    答え:×(誤り)

    ×です。モデルSDSは炭酸ガスを使ってはならない消火剤に挙げています。使用する物質ごとに適切な消火剤を確認します。

    根拠:厚生労働省 職場のあんぜんサイト・モデルSDS 重クロム酸カリウム

  19. 問29重クロム酸カリウムの水溶液は、モデルSDSでは弱酸性とされる。

    答え:○(正しい)

    ○です。水溶液は弱酸であると記載されています。強い酸化性もあるため、酸性の強弱だけで安全性を判断しません。

    根拠:厚生労働省 職場のあんぜんサイト・モデルSDS 重クロム酸カリウム

  20. 問30塩素酸カリウムの漏出時には、粉じんを広く飛散させて回収を急ぐ。

    答え:×(誤り)

    ×です。モデルSDSは粉じんを発生させないように回収するとしています。漏出区域では保護具を着用します。

    根拠:厚生労働省 職場のあんぜんサイト・モデルSDS 塩素酸カリウム

  21. 問31過酸化ナトリウムは、湿気を避けて乾燥した換気の良い場所で密閉保管する。

    答え:○(正しい)

    ○です。モデルSDSは乾燥した換気の良い場所での密閉保管を示しています。水や混触危険物から離します。

    根拠:厚生労働省 職場のあんぜんサイト・モデルSDS 過酸化ナトリウム

  22. 問32過酸化ナトリウムは酸と混ぜておけば、モデルSDS上の安全な保管になる。

    答え:×(誤り)

    ×です。酸は離しておく物質に挙げられています。可燃性物質・還元剤・粉末金属等からも離します。

    根拠:厚生労働省 職場のあんぜんサイト・モデルSDS 過酸化ナトリウム

  23. 問33過マンガン酸カリウムは、金属粉末と激しく反応して火炎の危険を生じる。

    答え:○(正しい)

    ○です。モデルSDSは金属粉末との激しい反応による火炎の危険を示しています。粉末金属と分離して保管します。

    根拠:厚生労働省 職場のあんぜんサイト・モデルSDS 過マンガン酸カリウム

  24. 問34塩素酸カリウムは、アンモニウム塩との接触による火災・爆発の危険がない。

    答え:×(誤り)

    ×です。アンモニウム塩は混触危険物質に挙げられています。有機物や金属粉末等との接触でも火災・爆発のおそれがあります。

    根拠:厚生労働省 職場のあんぜんサイト・モデルSDS 塩素酸カリウム

  25. 問35重クロム酸カリウムの漏れは、環境中へ放出して処理してよい。

    答え:×(誤り)

    ×です。モデルSDSは環境中に放出しないよう示しています。漏洩物に触れず、保護具を用いて処理します。

    根拠:厚生労働省 職場のあんぜんサイト・モデルSDS 重クロム酸カリウム

  26. 問36塩素酸カリウムの火災で放出される可能性が示される有害物質は。
    1. 1. 水蒸気だけ
    2. 2. ヘリウムだけ
    3. 3. 酸化物を含まない純窒素だけ
    4. 4. 塩素酸化物

    答え:4. 塩素酸化物

    塩素酸化物です。モデルSDSは火災時の有害物質の放出を警告しています。消火では適切な呼吸用保護具等が必要です。

    根拠:厚生労働省 職場のあんぜんサイト・モデルSDS 塩素酸カリウム

  27. 問37硝酸カリウムの水への溶け方として、モデルSDSに合うものは。
    1. 1. 水に溶解する
    2. 2. 水には全く溶けない
    3. 3. 水に触れると必ず可燃性水素だけになる
    4. 4. 水中で必ず油層を作る

    答え:1. 水に溶解する

    水に溶解します。モデルSDSの物理的・化学的性質に、水への溶解度が記載されています。

    根拠:厚生労働省 職場のあんぜんサイト・モデルSDS 硝酸カリウム

  28. 問38過マンガン酸カリウム火災でモデルSDSが挙げる消火剤の一つは。
    1. 1. ガソリン
    2. 2. 水噴霧
    3. 3. エタノール
    4. 4. おがくず

    答え:2. 水噴霧

    水噴霧です。モデルSDSは泡・粉末・乾燥砂類も挙げています。可燃性の液体や材料を消火剤として使うものではありません。

    根拠:厚生労働省 職場のあんぜんサイト・モデルSDS 過マンガン酸カリウム

  29. 問39重クロム酸カリウムの固体の色としてモデルSDSが示すものは。
    1. 1. 無色透明だけ
    2. 2. 純黒色
    3. 3. 橙〜赤色
    4. 4. 青白色

    答え:3. 橙〜赤色

    橙〜赤色です。固体の結晶として記載されています。色だけで同定せず、表示やSDSも確認します。

    根拠:厚生労働省 職場のあんぜんサイト・モデルSDS 重クロム酸カリウム

  30. 問40過酸化ナトリウムに対応する、消防法の第1類の品名は。
    1. 1. 塩素酸塩類
    2. 2. 硝酸塩類
    3. 3. 重クロム酸塩類
    4. 4. 無機過酸化物

    答え:4. 無機過酸化物

    無機過酸化物です。モデルSDSは消防法の第1類・過酸化物として記載し、消防法別表第1は無機過酸化物を第1類の品名に挙げています。

    根拠:厚生労働省 職場のあんぜんサイト・過酸化ナトリウムモデルSDS 第15項

出典と注(2026年10月確認)12件