一問一答
嚥下第Ⅲ期は、食道の蠕動波が起こった時点から開始される。
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- 基礎医学3問
- 臨床医学3問
- 臨床歯科医学2問
- 音声・言語・聴覚医学4問
- 心理学4問
- 音声・言語学2問
- 社会福祉・教育5問
- 言語聴覚障害学総論4問
- 失語・高次脳機能障害学5問
- 言語発達障害学3問
- 発声発語・嚥下障害学3問
- 聴覚障害学2問
形式の違い・注
- ここは○×と4択だけです。
- 問題の数・時間配分・記述や計算・実技の練習にはなりません。正解できても、言語聴覚士の合格を約束するものではありません。
- 同じ科目でも、論点の一部だけを扱っています。科目の名前は、このサイトが問題の分野を公式の科目に当てはめたものです。
- 公式の資料・条文から作った問題で、過去問の転載ではありません。本試験の形式・範囲の全部の代わりにはなりません。
問題の一覧
問1嚥下第Ⅲ期は、食道の蠕動波が起こった時点から開始される。
問2嚥下に関与する筋は、咀嚼筋だけである。
問3食物の搬送路と呼吸路が交差する部位はどれか。
- 1. 咽頭
- 2. 胃
- 3. 大腸
- 4. 膀胱
答え:1. 咽頭
咽頭です。食物を食道へ送る際に気道を防御する必要があります。
問4嚥下障害の評価では、原因の診断と嚥下運動の障害の診断を分けて考える。
答え:○(正しい)
病因診断と病態診断に分けます。原因だけでなく、どの段階がどの程度障害されているかも評価します。
問5脳血管障害がある人の嚥下障害は、器質的障害を除外せず運動障害性と断定する。
問6食物搬送路そのものの障害に対応する分類はどれか。
- 1. 運動障害性嚥下障害
- 2. 器質性嚥下障害
- 3. 聴覚障害
- 4. 記憶障害
答え:2. 器質性嚥下障害
器質性嚥下障害です。食物を運ぶ機構の障害である運動障害性とは区別します。
問7口腔内に保持した食塊を後方へ移動させる働きには、舌が関わる。
問8嚥下の口腔相は、食塊が胃へ到達するまでの全過程を指す。
答え:×(誤り)
胃までの全過程ではありません。口腔内の食塊が後方へ動き、その先端が口峡部を通過するまでを指します。
問9外耳・中耳の伝音系の機能障害は、伝音難聴に分類される。
問10感音難聴では、音を大きくすれば言葉の聞き分けが必ず正常になる。
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問11平均聴力レベルが同じでも、周波数ごとの聴力の型は異なり得る。
問12伝音系と感音系の両方に障害がある場合の分類はどれか。
- 1. 純粋な伝音難聴
- 2. 純粋な感音難聴
- 3. 混合性難聴
- 4. 発声障害
答え:3. 混合性難聴
混合性難聴です。両方の経路に障害が生じています。
問13記憶の「符号化」は、必要な情報を後から思い出す過程を指す。
問14自分が経験した出来事の記憶は、エピソード記憶に当たる。
問15後で行う予定を覚えておく記憶はどれか。
- 1. 遠隔記憶
- 2. 意味記憶
- 3. 逆向記憶
- 4. 展望記憶
答え:4. 展望記憶
展望記憶です。これから行う計画についての記憶を指します。
問16以前見たものかどうかを判断する記憶の引き出し方はどれか。
- 1. 再認
- 2. 再生
- 3. 符号化
- 4. 貯蔵
答え:1. 再認
再認です。手がかりなしで思い出す再生とは異なります。
問17日本手話の文法構造は、日本語と同一である。
問18言語のうち、話しことばの側面を指す用語はどれか。
- 1. オージオグラム
- 2. スピーチ
- 3. デシベル
- 4. 蝸牛
答え:2. スピーチ
スピーチです。言語(language)と区別して、話しことばの習得も支援の対象になります。
問19言語聴覚士の診療補助としての人工内耳の調整には、医師または歯科医師の指示が必要である。
問20言語聴覚士でなくなれば、業務で知った秘密を正当な理由なく漏らしてよい。
問21言語聴覚士は、患者に主治の医師や歯科医師がいる場合、その指導を受ける。
問22名称使用の停止を命じられた言語聴覚士にも、42条の診療補助の特例は適用される。
問23言語聴覚士の資格がない者に法律が禁止する名称はどれか。
- 1. 所属施設の名称
- 2. 本人の氏名
- 3. 言語聴覚士に紛らわしい名称
- 4. 一般的な部署名
答え:3. 言語聴覚士に紛らわしい名称
言語聴覚士に紛らわしい名称です。言語聴覚士法45条は、資格名称と紛らわしい名称の使用を制限します。
問24言語聴覚士の法定業務には、訓練に必要な検査も含まれる。
問25言語聴覚士の法定業務は、音声機能の障害だけを対象にする。
問26言語聴覚士は、医療関係者に加え、対象者の福祉を担う関係者との連携も保つ。
問27言語聴覚士の業務の法的な目的に含まれるものはどれか。
- 1. 診療報酬の査定だけ
- 2. 薬の調剤だけ
- 3. 疾病の手術治療だけ
- 4. 障害のある機能の維持向上
答え:4. 障害のある機能の維持向上
機能の維持向上です。言語聴覚士法2条は訓練・検査・助言等による援助を定めます。
問28注意障害の評価は、机上検査だけで行い生活場面の観察は使わない。
問29注意障害への初期の訓練では、短時間の課題と休息を組み合わせる配慮がある。
問30遂行機能障害の訓練では、作業過程を分けてルーチン化する方法は使わない。
問31遂行機能障害の評価に用いる検査として挙げられるものはどれか。
- 1. BADS
- 2. 純音聴力検査
- 3. 耳音響放射検査
- 4. 嚥下造影検査
答え:1. BADS
BADSです。遂行機能障害症候群の行動評価を行います。
問32作業の途中で失敗が生じる機序を探る方法はどれか。
- 1. 作業成績だけで必ず診断を確定する
- 2. 作業を観察し、誤りの起こり方を評価する
- 3. 本人への聞き取りを全面禁止する
- 4. 注意・記憶の影響を初めから除外する
答え:2. 作業を観察し、誤りの起こり方を評価する
誤りの起こり方を評価します。注意や記憶などの影響も検討します。
問33難聴乳幼児の支援では、医療・教育・福祉の連携が必要である。
問34難聴乳幼児の言語発達支援は、どの子にも一つの方法だけを使う。
問35新生児聴覚スクリーニングでpassとなった後の説明はどれか。
- 1. 将来の難聴が完全に否定されたと伝える
- 2. 今後の聴覚発達の観察は不要と伝える
- 3. 後から難聴が現れる可能性もあると伝える
- 4. 言語発達は聴覚と無関係と伝える
答え:3. 後から難聴が現れる可能性もあると伝える
後から難聴が現れる可能性も伝えます。聴覚発達への継続的な注意が必要です。
問36嚥下の間接的訓練は、食物を用いずに行う訓練である。
問37摂食中の酸素飽和度の測定は、誤嚥そのものを直接捉える検査である。
答え:×(誤り)
誤嚥そのものを直接捉えているわけではありません。呼吸状態を把握する方法であり、単独で誤嚥を確定するものではありません。
問38嚥下障害の評価で、X線透視下に造影剤の流れを観察する検査はどれか。
- 1. 純音聴力検査
- 2. 脳波検査
- 3. 視力検査
- 4. 嚥下造影検査(VF)
答え:4. 嚥下造影検査(VF)
嚥下造影検査です。嚥下運動や食塊の通過、誤嚥等を観察します。
問39耳音響放射(OAE)検査は、蝸牛の機能に関する情報を得る検査である。
問40乳幼児の聴力は、一度の検査結果だけで必ず確定できる。
出典と注(2026年10月確認)12件
- 言語聴覚士国家試験の施行
- 言語聴覚士の免許・業務に関する法令
- 2022年実施の国家試験合格発表
- 2023年実施の国家試験合格発表
- 2024年実施の国家試験合格発表
- 2025年実施の国家試験合格発表
- 2026年実施の国家試験合格発表
- 理学療法士国家試験の科目(関連資格)
- 第28回言語聴覚士国家試験 正答番号(公式)
- 国立障害者リハビリテーションセンター 嚥下障害リハビリテーションマニュアル 第1章
- 国立障害者リハビリテーションセンター 難聴乳幼児のハビリテーション 第2章1
- 国立障害者リハビリテーションセンター 医学的リハビリテーションプログラム 1 記憶障害
注
- 問題と解説はこのサイトで作ったものです。根拠は各問題の解説の下にリンクしています。法令の改正などで答えが変わることがあります。直したところは訂正履歴に残します。