言語聴覚士

一問一答

40問オリジナル問題12科目中12科目
1 / 40
基礎医学○×

嚥下第Ⅲ期は、食道の蠕動波が起こった時点から開始される。

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  • 臨床医学3問
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  • 心理学4問
  • 音声・言語学2問
  • 社会福祉・教育5問
  • 言語聴覚障害学総論4問
  • 失語・高次脳機能障害学5問
  • 言語発達障害学3問
  • 発声発語・嚥下障害学3問
  • 聴覚障害学2問
形式の違い・注
  • ここは○×と4択だけです。
  • 問題の数・時間配分・記述や計算・実技の練習にはなりません。正解できても、言語聴覚士の合格を約束するものではありません。
  • 同じ科目でも、論点の一部だけを扱っています。科目の名前は、このサイトが問題の分野を公式の科目に当てはめたものです。
  • 公式の資料・条文から作った問題で、過去問の転載ではありません。本試験の形式・範囲の全部の代わりにはなりません。

問題の一覧

  1. 問1嚥下第Ⅲ期は、食道の蠕動波が起こった時点から開始される。

    答え:○(正しい)

    食道蠕動波の開始からです。食道へ入った食塊が感覚受容器を刺激して起こります。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 嚥下障害リハビリテーションマニュアル 第1章

  2. 問2嚥下に関与する筋は、咀嚼筋だけである。

    答え:×(誤り)

    咀嚼筋だけではありません。舌骨上筋・咽頭筋・軟口蓋筋なども関与します。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 嚥下障害リハビリテーションマニュアル 第1章

  3. 問3食物の搬送路と呼吸路が交差する部位はどれか。
    1. 1. 咽頭
    2. 2. 胃
    3. 3. 大腸
    4. 4. 膀胱

    答え:1. 咽頭

    咽頭です。食物を食道へ送る際に気道を防御する必要があります。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 嚥下障害リハビリテーションマニュアル 第1章

  4. 問4嚥下障害の評価では、原因の診断と嚥下運動の障害の診断を分けて考える。

    答え:○(正しい)

    病因診断と病態診断に分けます。原因だけでなく、どの段階がどの程度障害されているかも評価します。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 嚥下障害リハビリテーションマニュアル 第1章5

  5. 問5脳血管障害がある人の嚥下障害は、器質的障害を除外せず運動障害性と断定する。

    答え:×(誤り)

    直ちに断定しません。食物搬送路の器質的な障害の有無も調べます。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 嚥下障害リハビリテーションマニュアル 第1章5

  6. 問6食物搬送路そのものの障害に対応する分類はどれか。
    1. 1. 運動障害性嚥下障害
    2. 2. 器質性嚥下障害
    3. 3. 聴覚障害
    4. 4. 記憶障害

    答え:2. 器質性嚥下障害

    器質性嚥下障害です。食物を運ぶ機構の障害である運動障害性とは区別します。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 嚥下障害リハビリテーションマニュアル 第1章5

  7. 問7口腔内に保持した食塊を後方へ移動させる働きには、舌が関わる。

    答え:○(正しい)

    舌が関わります。口腔から咽頭へ食塊を送り込みます。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 嚥下障害リハビリテーションマニュアル 第1章3

  8. 問8嚥下の口腔相は、食塊が胃へ到達するまでの全過程を指す。

    答え:×(誤り)

    胃までの全過程ではありません。口腔内の食塊が後方へ動き、その先端が口峡部を通過するまでを指します。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 嚥下障害リハビリテーションマニュアル 第1章3

  9. 問9外耳・中耳の伝音系の機能障害は、伝音難聴に分類される。

    答え:○(正しい)

    伝音難聴です。音を伝える経路の機能が障害されます。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 難聴乳幼児のハビリテーション 第2章1

  10. 問10感音難聴では、音を大きくすれば言葉の聞き分けが必ず正常になる。

    答え:×(誤り)

    必ず正常になるとは限りません。音の歪みなどで聞き分けが改善しにくい場合があります。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 難聴乳幼児のハビリテーション 第2章1

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  1. 問11平均聴力レベルが同じでも、周波数ごとの聴力の型は異なり得る。

    答え:○(正しい)

    異なり得ます。平均値だけで個々の聞こえ方を表すのは不十分です。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 難聴乳幼児のハビリテーション 第2章1

  2. 問12伝音系と感音系の両方に障害がある場合の分類はどれか。
    1. 1. 純粋な伝音難聴
    2. 2. 純粋な感音難聴
    3. 3. 混合性難聴
    4. 4. 発声障害

    答え:3. 混合性難聴

    混合性難聴です。両方の経路に障害が生じています。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 難聴乳幼児のハビリテーション 第2章1

  3. 問13記憶の「符号化」は、必要な情報を後から思い出す過程を指す。

    答え:×(誤り)

    符号化は情報を取り込んで登録する過程です。後から呼び起こす過程は検索といいます。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 医学的リハビリテーションプログラム 1 記憶障害

  4. 問14自分が経験した出来事の記憶は、エピソード記憶に当たる。

    答え:○(正しい)

    エピソード記憶です。一般的な知識を保持する意味記憶と区別します。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 医学的リハビリテーションプログラム 1 記憶障害

  5. 問15後で行う予定を覚えておく記憶はどれか。
    1. 1. 遠隔記憶
    2. 2. 意味記憶
    3. 3. 逆向記憶
    4. 4. 展望記憶

    答え:4. 展望記憶

    展望記憶です。これから行う計画についての記憶を指します。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 医学的リハビリテーションプログラム 1 記憶障害

  6. 問16以前見たものかどうかを判断する記憶の引き出し方はどれか。
    1. 1. 再認
    2. 2. 再生
    3. 3. 符号化
    4. 4. 貯蔵

    答え:1. 再認

    再認です。手がかりなしで思い出す再生とは異なります。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 医学的リハビリテーションプログラム 1 記憶障害

  7. 問17日本手話の文法構造は、日本語と同一である。

    答え:×(誤り)

    同一ではありません。日本手話には日本語とは異なる文法構造があります。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 難聴乳幼児のハビリテーション 第2章4

  8. 問18言語のうち、話しことばの側面を指す用語はどれか。
    1. 1. オージオグラム
    2. 2. スピーチ
    3. 3. デシベル
    4. 4. 蝸牛

    答え:2. スピーチ

    スピーチです。言語(language)と区別して、話しことばの習得も支援の対象になります。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 難聴乳幼児のハビリテーション 第2章4

  9. 問19言語聴覚士の診療補助としての人工内耳の調整には、医師または歯科医師の指示が必要である。

    答え:○(正しい)

    指示が必要です。言語聴覚士法42条が、診療の補助として行う場合の条件を定めます。

    根拠:言語聴覚士法 第42〜45条

  10. 問20言語聴覚士でなくなれば、業務で知った秘密を正当な理由なく漏らしてよい。

    答え:×(誤り)

    資格を失った後も漏らせません。言語聴覚士法44条が秘密を守る義務を定めます。

    根拠:言語聴覚士法 第42〜45条

  11. 問21言語聴覚士は、患者に主治の医師や歯科医師がいる場合、その指導を受ける。

    答え:○(正しい)

    指導を受けます。言語聴覚士法43条2項に規定されています。

    根拠:言語聴覚士法 第42〜45条

  12. 問22名称使用の停止を命じられた言語聴覚士にも、42条の診療補助の特例は適用される。

    答え:×(誤り)

    停止中は適用されません。言語聴覚士法42条2項が明示しています。

    根拠:言語聴覚士法 第42〜45条

  13. 問23言語聴覚士の資格がない者に法律が禁止する名称はどれか。
    1. 1. 所属施設の名称
    2. 2. 本人の氏名
    3. 3. 言語聴覚士に紛らわしい名称
    4. 4. 一般的な部署名

    答え:3. 言語聴覚士に紛らわしい名称

    言語聴覚士に紛らわしい名称です。言語聴覚士法45条は、資格名称と紛らわしい名称の使用を制限します。

    根拠:言語聴覚士法 第42〜45条

  14. 問24言語聴覚士の法定業務には、訓練に必要な検査も含まれる。

    答え:○(正しい)

    検査も含まれます。言語聴覚士法2条が訓練・検査・助言等を業務として定めます。

    根拠:言語聴覚士法 第2条・第43条

  15. 問25言語聴覚士の法定業務は、音声機能の障害だけを対象にする。

    答え:×(誤り)

    音声機能だけではありません。言語機能や聴覚の障害も対象です。

    根拠:言語聴覚士法 第2条・第43条

  16. 問26言語聴覚士は、医療関係者に加え、対象者の福祉を担う関係者との連携も保つ。

    答え:○(正しい)

    福祉関係者とも連携します。言語聴覚士法43条3項が定めています。

    根拠:言語聴覚士法 第2条・第43条

  17. 問27言語聴覚士の業務の法的な目的に含まれるものはどれか。
    1. 1. 診療報酬の査定だけ
    2. 2. 薬の調剤だけ
    3. 3. 疾病の手術治療だけ
    4. 4. 障害のある機能の維持向上

    答え:4. 障害のある機能の維持向上

    機能の維持向上です。言語聴覚士法2条は訓練・検査・助言等による援助を定めます。

    根拠:言語聴覚士法 第2条・第43条

  18. 問28注意障害の評価は、机上検査だけで行い生活場面の観察は使わない。

    答え:×(誤り)

    生活場面の観察も使います。面接・行動観察・神経心理学的検査等を組み合わせます。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 医学的リハビリテーションプログラム 2〜3

  19. 問29注意障害への初期の訓練では、短時間の課題と休息を組み合わせる配慮がある。

    答え:○(正しい)

    短時間の課題と休息を活用します。課題の難しさや環境も調整します。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 医学的リハビリテーションプログラム 2〜3

  20. 問30遂行機能障害の訓練では、作業過程を分けてルーチン化する方法は使わない。

    答え:×(誤り)

    分解・ルーチン化する方法があります。各過程とその連続を練習します。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 医学的リハビリテーションプログラム 2〜3

  21. 問31遂行機能障害の評価に用いる検査として挙げられるものはどれか。
    1. 1. BADS
    2. 2. 純音聴力検査
    3. 3. 耳音響放射検査
    4. 4. 嚥下造影検査

    答え:1. BADS

    BADSです。遂行機能障害症候群の行動評価を行います。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 医学的リハビリテーションプログラム 2〜3

  22. 問32作業の途中で失敗が生じる機序を探る方法はどれか。
    1. 1. 作業成績だけで必ず診断を確定する
    2. 2. 作業を観察し、誤りの起こり方を評価する
    3. 3. 本人への聞き取りを全面禁止する
    4. 4. 注意・記憶の影響を初めから除外する

    答え:2. 作業を観察し、誤りの起こり方を評価する

    誤りの起こり方を評価します。注意や記憶などの影響も検討します。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 医学的リハビリテーションプログラム 2〜3

  23. 問33難聴乳幼児の支援では、医療・教育・福祉の連携が必要である。

    答え:○(正しい)

    三分野の連携が必要です。早期から長期的に子どもの発達を支えます。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 難聴乳幼児のハビリテーション 第1章・第3章

  24. 問34難聴乳幼児の言語発達支援は、どの子にも一つの方法だけを使う。

    答え:×(誤り)

    方法を個別に組み合わせます。子どもの発達や特性に合わせた柔軟な対応が必要です。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 難聴乳幼児のハビリテーション 第1章・第3章

  25. 問35新生児聴覚スクリーニングでpassとなった後の説明はどれか。
    1. 1. 将来の難聴が完全に否定されたと伝える
    2. 2. 今後の聴覚発達の観察は不要と伝える
    3. 3. 後から難聴が現れる可能性もあると伝える
    4. 4. 言語発達は聴覚と無関係と伝える

    答え:3. 後から難聴が現れる可能性もあると伝える

    後から難聴が現れる可能性も伝えます。聴覚発達への継続的な注意が必要です。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 難聴乳幼児のハビリテーション 第1章・第3章

  26. 問36嚥下の間接的訓練は、食物を用いずに行う訓練である。

    答え:○(正しい)

    食物を用いない訓練です。食物を用いる直接的訓練と区別します。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 嚥下障害リハビリテーションマニュアル 第2〜3章

  27. 問37摂食中の酸素飽和度の測定は、誤嚥そのものを直接捉える検査である。

    答え:×(誤り)

    誤嚥そのものを直接捉えているわけではありません。呼吸状態を把握する方法であり、単独で誤嚥を確定するものではありません。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 嚥下障害リハビリテーションマニュアル 第2章2

  28. 問38嚥下障害の評価で、X線透視下に造影剤の流れを観察する検査はどれか。
    1. 1. 純音聴力検査
    2. 2. 脳波検査
    3. 3. 視力検査
    4. 4. 嚥下造影検査(VF)

    答え:4. 嚥下造影検査(VF)

    嚥下造影検査です。嚥下運動や食塊の通過、誤嚥等を観察します。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 嚥下障害リハビリテーションマニュアル 第2〜3章

  29. 問39耳音響放射(OAE)検査は、蝸牛の機能に関する情報を得る検査である。

    答え:○(正しい)

    蝸牛の機能に関する情報を得ます。外耳・中耳の状態の影響も受けます。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 難聴乳幼児のハビリテーション 第3章

  30. 問40乳幼児の聴力は、一度の検査結果だけで必ず確定できる。

    答え:×(誤り)

    一度だけで確定できるとは限りません。複数の検査や繰り返しの評価で総合的に判断します。

    根拠:国立障害者リハビリテーションセンター 難聴乳幼児のハビリテーション 第3章

出典と注(2026年10月確認)12件