電験一種

一問一答

40問オリジナル問題6科目中6科目
1 / 40
理論○×

正弦波定常状態では、フェーザ表示した量の時間微分はjωを掛ける操作に対応する。

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練習できる範囲

問題のある科目

  • 理論8問
  • 電力8問
  • 機械8問
  • 法規8問
  • 電力・管理4問
  • 機械・制御4問
形式の違い・注
  • ここは○×と4択だけです。本試験は「一次は理論・電力・機械・法規の4科目、多肢選択式の筆記試験。二次は電力・管理と機械・制御の2科目、記述式の筆記試験。」です。
  • 問題の数・時間配分・記述や計算・実技の練習にはなりません。正解できても、電験一種の合格を約束するものではありません。
  • 同じ科目でも、論点の一部だけを扱っています。科目の名前は、このサイトが問題の分野を公式の科目に当てはめたものです。
  • 公式の資料・条文から作った問題で、過去問の転載ではありません。本試験の形式・範囲の全部の代わりにはなりません。

問題の一覧

  1. 問1正弦波定常状態では、フェーザ表示した量の時間微分はjωを掛ける操作に対応する。

    答え:○(正しい)

    jωを掛ける操作です。MIT第2章は複素指数関数を微分して正弦波の時間変化を表します。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第2章 複素指数表示

  2. 問2位相が異なる交流電圧の合成では、各電圧の大きさだけを足せばよい。

    答え:×(誤り)

    位相を含めてフェーザを加えます。MIT第2章は複素数の実部・虚部や位相を使って合成を扱います。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第2章 フェーザの演算

  3. 問3単一周波数の正弦波を前提とする定常フェーザだけでは、一般の過渡応答をそのまま表せない。

    答え:○(正しい)

    過渡応答には別の扱いが必要です。MIT第2章のフェーザ法は正弦波定常状態を前提とします。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第2章 正弦波定常状態

  4. 問4実効値の電圧Vと電流Iで表す複素電力は、共役を取らずVIとすればよい。

    答え:×(誤り)

    電流の複素共役を使いVI*とします。MIT第2章は複素電力から有効・無効電力を求めています。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第2章 複素電力

  5. 問5三相の零相電圧は、各相が同じ位相で変化する成分である。

    答え:○(正しい)

    各相が同位相の成分です。MIT第4章は零相を正相・逆相とは異なる成分として説明しています。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第4章 零相成分

  6. 問6逆相の平衡三相電圧は、正相と同じ相回転の向きを持つ。

    答え:×(誤り)

    相回転の向きが逆です。MIT第4章は正相と逆相の違いを相順の逆転で説明しています。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第4章 逆相成分

  7. 問7複素数で表したインピーダンスZ=R+jXの大きさはどれか。
    1. 1. √(R²+X²)
    2. 2. R+X
    3. 3. R−X
    4. 4. RX

    答え:1. √(R²+X²)

    √(R²+X²)です。MIT第2章は複素数の大きさを実部・虚部から求める関係を示します。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第2章 複素数の大きさ

  8. 問8正弦波の電圧・負荷が平衡した三相Y回路の中性線電流はどれか。
    1. 1. 各相電流の大きさの3倍
    2. 2. ゼロ
    3. 3. 各相電流の大きさの2倍
    4. 4. 常に各相電流と同じ

    答え:2. ゼロ

    ゼロです。MIT第3章は120度ずつ異なる3相の電流の和がゼロになることを示しています。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第3章 平衡三相回路

  9. 問9故障点インピーダンスをゼロとする一線地絡では、正相・逆相・零相回路を直列に接続して扱える。

    答え:○(正しい)

    直列接続で扱えます。MIT第4章7.1は3成分の電流が等しくなる故障条件を示しています。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第4章 7.1

  10. 問10地絡を伴わない二線短絡の故障点では、零相電流が流れる。

    答え:×(誤り)

    零相電流はゼロです。MIT第4章7.3は2相の電流が打ち消し合う故障条件を示しています。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第4章 7.3

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  1. 問11平衡した系統の対称な三相短絡は、正相回路で解析できる。

    答え:○(正しい)

    正相回路で解析できます。MIT第4章7.4は対称三相故障を平衡した状態として扱います。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第4章 7.4.1 対称故障

  2. 問12単位法で表したインピーダンスのpu値には、オームの単位が付く。

    答え:×(誤り)

    pu値は基準量に対する無次元の割合です。MIT第3章8は電圧・電流・インピーダンス等を正規化します。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第3章 8

  3. 問13同じ実際のインピーダンスでも、基準容量・基準電圧を変えるとpu値が変わる場合がある。

    答え:○(正しい)

    基準量によって変わります。MIT第3章8.4は基準を変えたときのpu値の換算を示しています。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第3章 8.4

  4. 問14送電系統の短絡電流は、電源や線路のインピーダンスを無視して常に決定できる。

    答え:×(誤り)

    電源・線路などのインピーダンスが必要です。MIT第3章の短絡例は各要素の等価インピーダンスを用います。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第3章 短絡解析

  5. 問15三相Y-Δ変圧器の正相成分で、結線によって一次・二次間に生じる位相差の大きさはどれか。
    1. 1. 0度だけ
    2. 2. 180度だけ
    3. 3. 30度
    4. 4. 90度

    答え:3. 30度

    30度です。MIT第4章6は結線に応じて正負どちらの向きにも位相が移ることを説明しています。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第4章 6

  6. 問16Δ結線の巻線の外部端子から見た零相回路の扱いはどれか。
    1. 1. 常に零相電流源となる
    2. 2. 抵抗が必ずゼロの直列回路
    3. 3. 正相回路と必ず同一
    4. 4. 零相の線電流を通さない開回路

    答え:4. 零相の線電流を通さない開回路

    零相の線電流を通さない開回路です。MIT第4章6は巻線内部の循環電流と外部の線電流を区別しています。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第4章 6

  7. 問17コイルの起磁力は、巻数と電流の積で表される。

    答え:○(正しい)

    起磁力は巻数と電流の積です。MIT第6章は電気回路との対応で磁気回路を扱います。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第6章 磁気回路

  8. 問18同じ材質・長さの磁路では、断面積を大きくすると磁気抵抗が大きくなる。

    答え:×(誤り)

    磁気抵抗は小さくなります。MIT第6章は磁気抵抗を長さに比例、透磁率と断面積に反比例する量として示します。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第6章 3.3

  9. 問19高透磁率の鉄心でも、空隙の磁気抵抗が磁気回路全体に大きく影響することがある。

    答え:○(正しい)

    空隙の影響が大きくなることがあります。MIT第6章3.4は鉄心と空隙の透磁率の違いを踏まえて解析します。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第6章 3.4

  10. 問20磁気飽和が生じる鉄心は、すべての磁束密度で同じ一定透磁率として正確に扱える。

    答え:×(誤り)

    非線形性を考慮します。MIT第8章6.2は飽和によって磁束密度と磁界の関係が非線形になることを説明しています。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第8章 6.2 飽和とヒステリシス

  11. 問21界磁電流が一定で同期速度で回る円筒形同期機では、内部誘導電圧が生じる。

    答え:○(正しい)

    内部誘導電圧が生じます。MIT第9章は回転する界磁と固定子の鎖交磁束から内部電圧を導きます。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第9章 同期機の等価回路

  12. 問22抵抗を無視した円筒形同期機は、負荷角を増やせば送受電電力を上限なく増やせる。

    答え:×(誤り)

    負荷角に対して最大値があります。MIT第9章では有効電力が負荷角の正弦に比例するモデルを示しています。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第9章 電力角特性

  13. 問23誘導電動機の固定子周波数をf、すべりをsとすると、回転子から見た電流周波数はどれか。
    1. 1. sf
    2. 2. f/s
    3. 3. f+s
    4. 4. s/f

    答え:1. sf

    sfです。MIT第10章は回転子と回転磁界の相対速度からすべり周波数を示しています。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第10章 すべり周波数

  14. 問24誘導電動機の回転子銅損は、空隙電力に対してどの割合か。
    1. 1. 1/s
    2. 2. s
    3. 3. 1+s
    4. 4. s²

    答え:2. s

    すべりsの割合です。MIT第10章の電力収支では回転子抵抗で消費する電力を空隙電力のs倍として扱います。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第10章 電力収支

  15. 問25小規模事業用を除く事業用電気工作物の運転管理用コンピュータには、サイバーセキュリティの確保が求められる。

    答え:○(正しい)

    確保が求められます。電気設備技術基準省令15条の2は安全と供給支障の防止のための要件を定めています。

    根拠:電気設備に関する技術基準を定める省令 第15条の2

  16. 問26特別高圧を直接低圧へ変成する変圧器は、設置場所や保安措置による施設制限がない。

    答え:×(誤り)

    施設制限があります。同省令13条は公衆が立ち入らない場所など、例外となる条件を定めています。

    根拠:電気設備に関する技術基準を定める省令 第13条

  17. 問27架空電線路の支持物は、連鎖的に倒壊するおそれがないように施設する。

    答え:○(正しい)

    連鎖倒壊を防ぐ必要があります。同省令32条2項は構造上安全にする等の措置を求めています。

    根拠:電気設備に関する技術基準を定める省令 第32条

  18. 問28電路を伝送路とする高周波利用設備は、他の高周波設備に継続的で重大な障害を及ぼしてもよい。

    答え:×(誤り)

    そのような障害を防ぎます。同省令17条は高周波利用設備の相互の機能障害を防ぐよう定めています。

    根拠:電気設備に関する技術基準を定める省令 第17条

  19. 問29高圧電路の大地からの絶縁には、通常電圧だけでなく事故時の異常電圧も考慮する。

    答え:○(正しい)

    事故時の異常電圧も考慮します。同省令5条2項は絶縁破壊による危険を防ぐ性能を求めています。

    根拠:電気設備に関する技術基準を定める省令 第5条

  20. 問30市街地の電力保安通信線は、保安装置なしでも特別高圧支持物に添架された通信線へ無条件で接続できる。

    答え:×(誤り)

    原則として接続できません。同省令41条は誘導電圧による感電を防ぐ保安措置を例外条件にしています。

    根拠:電気設備に関する技術基準を定める省令 第41条

  21. 問31架空電線路の支持物に対する昇塔防止措置の対象はどれか。
    1. 1. 取扱者だけ
    2. 2. 鳥だけ
    3. 3. 取扱者以外の者
    4. 4. 点検器具だけ

    答え:3. 取扱者以外の者

    取扱者以外の者です。同省令24条は感電を防ぐため、容易に昇塔できない措置を求めています。

    根拠:電気設備に関する技術基準を定める省令 第24条

  22. 問32地中電線路が掘削工事からの影響を避けるために講じる措置はどれか。
    1. 1. 埋設位置をすべて非公開にする
    2. 2. 工事中だけ耐圧性能をなくす
    3. 3. 表面の広告を増やす
    4. 4. 埋設を示す表示などを設ける

    答え:4. 埋設を示す表示などを設ける

    埋設を示す表示などです。同省令47条1項は重量物の圧力への耐久性と工事の影響の防止を求めています。

    根拠:電気設備に関する技術基準を定める省令 第47条

  23. 問33ガス絶縁機器等の圧力上昇に対しては、最高使用圧力に到達する前に圧力を低下させる機能が必要である。

    答え:○(正しい)

    到達する前に低下させます。同省令33条3号は圧力上昇に対する機能を求めています。

    根拠:電気設備に関する技術基準を定める省令 第33条

  24. 問34内部で作業できる地中電線路は、地下にあるので防火措置が不要である。

    答え:×(誤り)

    防火措置が必要です。同省令47条2項は内部で作業できる電線路に防火措置を求めています。

    根拠:電気設備に関する技術基準を定める省令 第47条

  25. 問35常時監視をしない発電所等の施設で、省令46条が求める安全対策はどれか。
    1. 1. 異常時に安全・確実に停止できる措置
    2. 2. 異常があっても必ず運転を継続する措置
    3. 3. すべての警報を無効にする措置
    4. 4. 停止操作を禁止する措置

    答え:1. 異常時に安全・確実に停止できる措置

    異常時に安全・確実に停止できる措置です。同条は施設の種類に応じた監視と停止の要件を定めています。

    根拠:電気設備に関する技術基準を定める省令 第46条

  26. 問36電力保安通信線の施設で、省令50条2項が防ぐものはどれか。
    1. 1. 通信機能が正常に働くこと
    2. 2. 衝撃や火災などによる通信機能の損傷
    3. 3. 通話記録の保存だけ
    4. 4. 電力の使用量だけ

    答え:2. 衝撃や火災などによる通信機能の損傷

    衝撃や火災などによる通信機能の損傷です。保安通信を維持できるように施設します。

    根拠:電気設備に関する技術基準を定める省令 第50条

  27. 問37回転機が機械的に伝える仕事率は、トルクと角速度の積で表される。

    答え:○(正しい)

    トルクと角速度の積です。MIT第9章は同期機の電力とトルクをこの関係で結び付けています。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第9章 電力とトルク

  28. 問38磁気随伴エネルギーから電磁力を求める位置微分では、鎖交磁束を一定にする。

    答え:×(誤り)

    電流を一定にします。MIT第8章は磁気エネルギーと磁気随伴エネルギーで独立変数を区別しています。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第8章 2.1.1

  29. 問39電流密度Jと磁束密度Bから電磁力の密度を表すものはどれか。
    1. 1. J+B
    2. 2. J・B
    3. 3. J×B
    4. 4. J/B

    答え:3. J×B

    J×Bです。MIT第8章はローレンツ力を電流密度と磁束密度の外積で説明しています。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第8章 2.3

  30. 問40ポインティングベクトルが示す量はどれか。
    1. 1. 電動機の回転数だけ
    2. 2. 巻線の温度だけ
    3. 3. 鉄心の質量だけ
    4. 4. 単位面積当たりの電磁エネルギーの流れ

    答え:4. 単位面積当たりの電磁エネルギーの流れ

    単位面積当たりの電磁エネルギーの流れです。MIT第8章ではSI単位をW/m²としています。

    根拠:MIT公式講義資料 6.061 第8章 2.2

出典と注(2026年10月確認)16件