一問一答
業務用ネットワークの要件を集める際は、送受信する拠点だけでなく、データ量と通信頻度も確認する。
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練習できる範囲
問題のある科目
- ネットワークシステムの要件定義4問
- ネットワークシステムの設計20問
- ネットワークシステムの構築とテスト4問
- ネットワークシステムの運用・保守4問
- ネットワークシステムの管理3問
- ネットワークシステムの評価3問
- 個別業務システム開発のコンサルティング2問
形式の違い・注
- ここは○×と4択だけです。本試験は「CBT方式。科目A-1は四肢択一30問・50分、A-2は四肢択一25問・40分。科目B-1は記述式3問中2問解答・90分、B-2は記述式2問中1問解答・120分。」です。
- 問題の数・時間配分・記述や計算・実技の練習にはなりません。正解できても、NWの合格を約束するものではありません。
- 同じ科目でも、論点の一部だけを扱っています。科目の名前は、このサイトが問題の分野を公式の科目に当てはめたものです。
- 公式の資料・条文から作った問題で、過去問の転載ではありません。本試験の形式・範囲の全部の代わりにはなりません。
問題の一覧
問1業務用ネットワークの要件を集める際は、送受信する拠点だけでなく、データ量と通信頻度も確認する。
問2既存ネットワークに業務を追加する場合、追加する業務だけを調べ、既存業務への影響は分析しなくてよい。
答え:×(誤り)
×です。現行のトラフィックや稼働状態を調べ、他の業務への影響を分析します。追加する業務だけでは現状の制約を把握できません。
問3ネットワーク構築の作業範囲を確定する際に決める事項はどれか。
- 1. 対象の業務システムと達成目標
- 2. 構築終了後の実測値だけ
- 3. 利用者の要求を除いた機器の型番だけ
- 4. 目的を定めず作業期間だけ
答え:1. 対象の業務システムと達成目標
対象の業務と達成目標です。目的、作業規模、実施期間なども設定して、作業の境界を明確にします。
問4ネットワークの要件定義には、性能や機能のほか、運用監視や障害対応の要求も含める。
問5IPv6には、IPv4のブロードキャストアドレスに相当するブロードキャストアドレスはない。
問6IPv6のリンクローカルアドレス宛てのパケットは、ルータが別のリンクへ転送する。
問7IPv6では、途中のルータがIPパケットをフラグメント化する。
問8IPv6のHop Limitは、パケットを転送するノードで1ずつ減らされる。
問9IPv6のエニーキャスト宛てのパケットは、同じアドレスを持つインタフェースのうち一つへ配送される。
問10OSPFは、隣接ルータから目的地までの距離だけを受け取る距離ベクトル型のプロトコルである。
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問11OSPFのバックボーンエリアのエリアIDは、0.0.0.0である。
問12BGPのピア間で経路情報を交換する際は、UDPを使う。
問13BGPのAS_PATHは、経路が通過したASの情報を持ち、経路ループの検出に利用できる。
問14DNSのMXレコードに書くメール交換先は、IPアドレスそのものである。
問15DNSのリソースレコードでTTLが0なら、そのレコードはキャッシュして使い続けない。
問16DHCPサーバが別のサブネットにあっても、DHCPのブロードキャストは通常のIPルーティングだけでサーバへ届く。
問17NAPTでは、IPアドレスに加えてTCPやUDPのポート番号も変換対象にできる。
問18RTPを使えば、経路上で必要な帯域が自動的に予約され、遅延も保証される。
問19DHCPクライアントが利用可能なサーバを探す最初のメッセージはどれか。
- 1. DHCPACK
- 2. DHCPDISCOVER
- 3. DHCPRELEASE
- 4. DHCPNAK
答え:2. DHCPDISCOVER
DHCPDISCOVERです。サーバはDHCPOFFERで設定の候補を提示します。
根拠:RFC 2131 3.1
問20DiffServで、パケットに適用する転送動作を選ぶために使う値はどれか。
- 1. DNSのTTL
- 2. BGPのAS番号だけ
- 3. DSCP
- 4. DHCPのリース識別子だけ
答え:3. DSCP
DSCPです。IPヘッダのDSフィールド内にあり、PHBと呼ぶ転送動作を選択します。
根拠:RFC 2475 2
問21IPsecのトンネルモードのヘッダ構成として適切なものはどれか。
- 1. IPヘッダをすべて削除する
- 2. 元のIPヘッダをTCPヘッダに変える
- 3. IPパケットをDNSレコードに変える
- 4. 元のIPヘッダを内側に含め、外側にIPヘッダを付ける
答え:4. 元のIPヘッダを内側に含め、外側にIPヘッダを付ける
元のIPヘッダを内側に残し、外側に新しいIPヘッダを置きます。内側と外側は、それぞれ元の通信とトンネルの配送に使われます。
問22RADIUSがネットワークアクセス装置と認証サーバの間で運ぶ情報はどれか。
- 1. 認証・認可・設定の情報
- 2. DNSゾーンの差分だけ
- 3. ルータのリンク状態広告だけ
- 4. 動画の圧縮データだけ
答え:1. 認証・認可・設定の情報
認証や認可、設定の情報です。利用者のアクセスを制御するために交換します。
根拠:RFC 2865 1
問23DNSの標準的な通信で利用できるトランスポートの組合せはどれか。
- 1. ICMPだけ
- 2. UDPとTCP
- 3. ARPだけ
- 4. OSPFだけ
答え:2. UDPとTCP
UDPとTCPです。DNSはUDPだけに限定されたプロトコルではありません。
根拠:RFC 1035 4.2
問24SNMPで、管理対象の情報に関する要求へ応答する側の名称はどれか。
- 1. DNSリゾルバ
- 2. BGPピア
- 3. SNMPエージェント
- 4. メール交換サーバ
答え:3. SNMPエージェント
エージェントです。マネージャが要求を送り、エージェントが管理対象の情報に応じて応答します。
問25回線開通が遅れて構築日程を調整した場合、その調整結果は文書に残さなくてよい。
問26ネットワークのテスト仕様では、確認する要求事項とテストの適用範囲を明確にする。
問27拠点間通信のテストを終了する判断として適切なものはどれか。
- 1. 全機器の通電を確認した時点で終了する
- 2. 一度通信できたら性能確認を省いて終了する
- 3. 機器の仕様書どおりなら業務の検証を省く
- 4. 機能と性能が要件どおりか判断できるまで検証する
答え:4. 機能と性能が要件どおりか判断できるまで検証する
要求された機能と性能を判断できる状態です。単に通信が一度通っただけでは、性能も要件どおりかを判断できません。
問28ネットワークのテストで不合格の項目を修正した場合、修正後の再テストは不要である。
問29ネットワーク機器の設定を変更したら、構成管理の記録も変更後の内容に更新する。
答え:○(正しい)
○です。機器やソフトウェアに識別情報を付け、設定内容を記録します。構成変更や更新に合わせて記録を維持します。
問30ネットワークの保守手順を変更した場合、利用者や業務運用者への連絡は次の定期更新まで待てばよい。
問31ネットワーク設備の増強計画を立てる際の対応として適切なものはどれか。
- 1. 現行の能力と費用を検討して増強案を作る
- 2. 通信量を分析せず機器を一律に増やす
- 3. 性能を調べず購入価格だけで判断する
- 4. 現行の能力を分析せず最新製品へ交換する
答え:1. 現行の能力と費用を検討して増強案を作る
現行の能力を分析し、経済性も考慮します。再構成や増強、増設の計画を、その結果に基づいて立てます。
問32ネットワークの保守・更新を実施した際は、行った活動の内容を記録する。
問33ネットワークの監視計画では、監視の頻度を決めればよく、異常の判定基準は決めなくてよい。
問34ネットワークの性能を分析する際は、要件定義で策定した性能基準と監視結果を照合する。
問35ネットワーク障害の分析と復旧で目指す対応はどれか。
- 1. 障害箇所の特定をせず定期保守日まで待つ
- 2. 短時間で障害箇所を特定し、原因を分析して復旧する
- 3. 利用者へ影響を確認せず全機器を初期化する
- 4. 原因を分析せず正常な回線から撤去する
答え:2. 短時間で障害箇所を特定し、原因を分析して復旧する
短時間で障害箇所を特定し、原因を分析して復旧することです。被害を最小限に抑えるために行います。
問36ネットワークの評価では、顕在化した問題だけを扱い、潜在的な問題を分析する必要はない。
答え:×(誤り)
×です。現在の問題点に加え、潜在的な問題点も分析・評価します。性能や能力、セキュリティ状況を踏まえて報告します。
問37ネットワークの改善提案では、技術や製品の動向とシステムのライフサイクルを考慮する。
問38ネットワークを評価した結果のまとめ方として適切なものはどれか。
- 1. 観測した数値だけを並べ、問題点は分析しない
- 2. 機器の型番だけで現在の性能を評価する
- 3. 問題点と評価結果を報告書にまとめる
- 4. セキュリティ状況を除外して性能だけを報告する
答え:3. 問題点と評価結果を報告書にまとめる
分析・評価の結果を報告書にまとめます。現在の性能、能力、セキュリティ状況と問題点を整理します。
問39個別業務システム開発へのネットワーク相談では、設計・構築だけを支援し、運用・保守は支援範囲に含まれない。
問40個別業務システムのネットワーク計画を支援する際の役割はどれか。
- 1. ネットワーク要求を分析せず機器を指定する
- 2. 業務システムの仕様が決まるまで相談を受けない
- 3. 技術的制約を伝えず利用者の希望をすべて保証する
- 4. ネットワーク計画・分析に技術的な助言を行う
答え:4. ネットワーク計画・分析に技術的な助言を行う
計画や分析に関して技術的な助言を行います。専門知識を使い、技術的な改善点を示す役割です。
出典と注(2026年10月確認)11件
- ネットワークスペシャリスト試験
- 令和8年度 申込受付期間・試験実施期間
- 令和8年度前期CBT試験 受験案内(IPAの申込業務委託先)
- 試験要綱 Ver.5.6
- ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1
- 統計資料 令和7年度試験(春期全国の推移表)
- 試験に関するよくある質問
- 過去問題
- 基本情報技術者試験
- 情報セキュリティマネジメント試験
- ネットワークスペシャリスト試験(ネスぺ)の勉強スケジュール、勉強時間の目安はどのくらい?(スタディング)
注
- 問題と解説はこのサイトで作ったものです。根拠は各問題の解説の下にリンクしています。法令の改正などで答えが変わることがあります。直したところは訂正履歴に残します。