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一問一答

40問オリジナル問題7科目中7科目
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ネットワークシステムの要件定義○×

業務用ネットワークの要件を集める際は、送受信する拠点だけでなく、データ量と通信頻度も確認する。

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練習できる範囲

問題のある科目

  • ネットワークシステムの要件定義4問
  • ネットワークシステムの設計20問
  • ネットワークシステムの構築とテスト4問
  • ネットワークシステムの運用・保守4問
  • ネットワークシステムの管理3問
  • ネットワークシステムの評価3問
  • 個別業務システム開発のコンサルティング2問
形式の違い・注
  • ここは○×と4択だけです。本試験は「CBT方式。科目A-1は四肢択一30問・50分、A-2は四肢択一25問・40分。科目B-1は記述式3問中2問解答・90分、B-2は記述式2問中1問解答・120分。」です。
  • 問題の数・時間配分・記述や計算・実技の練習にはなりません。正解できても、NWの合格を約束するものではありません。
  • 同じ科目でも、論点の一部だけを扱っています。科目の名前は、このサイトが問題の分野を公式の科目に当てはめたものです。
  • 公式の資料・条文から作った問題で、過去問の転載ではありません。本試験の形式・範囲の全部の代わりにはなりません。

問題の一覧

  1. 問1業務用ネットワークの要件を集める際は、送受信する拠点だけでなく、データ量と通信頻度も確認する。

    答え:○(正しい)

    ○です。データ量や頻度は、必要な通信能力を判断する材料です。通信方向や要求性能も合わせて整理します。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 1-1

  2. 問2既存ネットワークに業務を追加する場合、追加する業務だけを調べ、既存業務への影響は分析しなくてよい。

    答え:×(誤り)

    ×です。現行のトラフィックや稼働状態を調べ、他の業務への影響を分析します。追加する業務だけでは現状の制約を把握できません。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 1-2

  3. 問3ネットワーク構築の作業範囲を確定する際に決める事項はどれか。
    1. 1. 対象の業務システムと達成目標
    2. 2. 構築終了後の実測値だけ
    3. 3. 利用者の要求を除いた機器の型番だけ
    4. 4. 目的を定めず作業期間だけ

    答え:1. 対象の業務システムと達成目標

    対象の業務と達成目標です。目的、作業規模、実施期間なども設定して、作業の境界を明確にします。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 1-3

  4. 問4ネットワークの要件定義には、性能や機能のほか、運用監視や障害対応の要求も含める。

    答え:○(正しい)

    ○です。設計要件に加え、運用管理の要件も定義します。完成後の監視や障害対応を要件に含めます。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 1-4

  5. 問5IPv6には、IPv4のブロードキャストアドレスに相当するブロードキャストアドレスはない。

    答え:○(正しい)

    ○です。IPv6はブロードキャストアドレスを定義していません。その役割はマルチキャストで担います。

    根拠:RFC 4291 2

  6. 問6IPv6のリンクローカルアドレス宛てのパケットは、ルータが別のリンクへ転送する。

    答え:×(誤り)

    ×です。リンクローカルの送信元又は宛先を持つパケットを、ルータは他のリンクへ転送しません。利用範囲は同じリンク内です。

    根拠:RFC 4291 2.5.6

  7. 問7IPv6では、途中のルータがIPパケットをフラグメント化する。

    答え:×(誤り)

    ×です。IPv6のフラグメント化は送信元ノードが行います。経路途中のルータは行いません。

    根拠:RFC 8200 4.5

  8. 問8IPv6のHop Limitは、パケットを転送するノードで1ずつ減らされる。

    答え:○(正しい)

    ○です。転送のたびに1減らすフィールドです。転送時に0となる場合などは、パケットを破棄します。

    根拠:RFC 8200 3

  9. 問9IPv6のエニーキャスト宛てのパケットは、同じアドレスを持つインタフェースのうち一つへ配送される。

    答え:○(正しい)

    ○です。ルーティング上の距離に基づいて、一つのインタフェースへ配送します。すべてへ配送するマルチキャストとは異なります。

    根拠:RFC 4291 2

  10. 問10OSPFは、隣接ルータから目的地までの距離だけを受け取る距離ベクトル型のプロトコルである。

    答え:×(誤り)

    ×です。OSPFはリンク状態型です。リンク状態データベースから最短経路木を計算します。

    根拠:RFC 2328 2

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  1. 問11OSPFのバックボーンエリアのエリアIDは、0.0.0.0である。

    答え:○(正しい)

    ○です。バックボーンはエリアID 0.0.0.0を持ちます。エリア間のルーティングに使われます。

    根拠:RFC 2328 3.1

  2. 問12BGPのピア間で経路情報を交換する際は、UDPを使う。

    答え:×(誤り)

    ×です。BGPはTCPを使います。BGPの待受けポートはTCPの179番です。

    根拠:RFC 4271 1

  3. 問13BGPのAS_PATHは、経路が通過したASの情報を持ち、経路ループの検出に利用できる。

    答え:○(正しい)

    ○です。AS_PATHには通過したASの情報が入ります。自ASが既に含まれるかを調べることでループを検出できます。

    根拠:RFC 4271 5.1.2

  4. 問14DNSのMXレコードに書くメール交換先は、IPアドレスそのものである。

    答え:×(誤り)

    ×です。MXレコードはメール交換先のドメイン名を指定します。優先度を示す値も持ちます。

    根拠:RFC 1035 3.3.9

  5. 問15DNSのリソースレコードでTTLが0なら、そのレコードはキャッシュして使い続けない。

    答え:○(正しい)

    ○です。TTLが0のレコードは、進行中の処理だけに利用します。後続の処理のためにキャッシュしません。

    根拠:RFC 1035 3.2.1

  6. 問16DHCPサーバが別のサブネットにあっても、DHCPのブロードキャストは通常のIPルーティングだけでサーバへ届く。

    答え:×(誤り)

    ×です。クライアントのローカルなブロードキャストは、それだけでは別のサブネットへ届きません。DHCPリレーを使って中継できます。

    根拠:RFC 2131 1

  7. 問17NAPTでは、IPアドレスに加えてTCPやUDPのポート番号も変換対象にできる。

    答え:○(正しい)

    ○です。NAPTはアドレスとトランスポート識別子の組を変換します。複数の内部端末が一つの外部アドレスを共有する用途に使えます。

    根拠:RFC 3022 2.2

  8. 問18RTPを使えば、経路上で必要な帯域が自動的に予約され、遅延も保証される。

    答え:×(誤り)

    ×です。RTP自体は資源予約や通信品質の保証を行いません。必要な品質は下位のネットワークなどの仕組みで確保します。

    根拠:RFC 3550 2

  9. 問19DHCPクライアントが利用可能なサーバを探す最初のメッセージはどれか。
    1. 1. DHCPACK
    2. 2. DHCPDISCOVER
    3. 3. DHCPRELEASE
    4. 4. DHCPNAK

    答え:2. DHCPDISCOVER

    DHCPDISCOVERです。サーバはDHCPOFFERで設定の候補を提示します。

    根拠:RFC 2131 3.1

  10. 問20DiffServで、パケットに適用する転送動作を選ぶために使う値はどれか。
    1. 1. DNSのTTL
    2. 2. BGPのAS番号だけ
    3. 3. DSCP
    4. 4. DHCPのリース識別子だけ

    答え:3. DSCP

    DSCPです。IPヘッダのDSフィールド内にあり、PHBと呼ぶ転送動作を選択します。

    根拠:RFC 2475 2

  11. 問21IPsecのトンネルモードのヘッダ構成として適切なものはどれか。
    1. 1. IPヘッダをすべて削除する
    2. 2. 元のIPヘッダをTCPヘッダに変える
    3. 3. IPパケットをDNSレコードに変える
    4. 4. 元のIPヘッダを内側に含め、外側にIPヘッダを付ける

    答え:4. 元のIPヘッダを内側に含め、外側にIPヘッダを付ける

    元のIPヘッダを内側に残し、外側に新しいIPヘッダを置きます。内側と外側は、それぞれ元の通信とトンネルの配送に使われます。

    根拠:RFC 4301 5.1.2

  12. 問22RADIUSがネットワークアクセス装置と認証サーバの間で運ぶ情報はどれか。
    1. 1. 認証・認可・設定の情報
    2. 2. DNSゾーンの差分だけ
    3. 3. ルータのリンク状態広告だけ
    4. 4. 動画の圧縮データだけ

    答え:1. 認証・認可・設定の情報

    認証や認可、設定の情報です。利用者のアクセスを制御するために交換します。

    根拠:RFC 2865 1

  13. 問23DNSの標準的な通信で利用できるトランスポートの組合せはどれか。
    1. 1. ICMPだけ
    2. 2. UDPとTCP
    3. 3. ARPだけ
    4. 4. OSPFだけ

    答え:2. UDPとTCP

    UDPとTCPです。DNSはUDPだけに限定されたプロトコルではありません。

    根拠:RFC 1035 4.2

  14. 問24SNMPで、管理対象の情報に関する要求へ応答する側の名称はどれか。
    1. 1. DNSリゾルバ
    2. 2. BGPピア
    3. 3. SNMPエージェント
    4. 4. メール交換サーバ

    答え:3. SNMPエージェント

    エージェントです。マネージャが要求を送り、エージェントが管理対象の情報に応じて応答します。

    根拠:RFC 3411 3.1.3.2

  15. 問25回線開通が遅れて構築日程を調整した場合、その調整結果は文書に残さなくてよい。

    答え:×(誤り)

    ×です。日程上の問題を調整した結果は文書化します。回線や機器の手配と関係者への周知をそろえます。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 3-1

  16. 問26ネットワークのテスト仕様では、確認する要求事項とテストの適用範囲を明確にする。

    答え:○(正しい)

    ○です。何をどこまで検証するかを仕様にします。手順や計画も準備します。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 3-3

  17. 問27拠点間通信のテストを終了する判断として適切なものはどれか。
    1. 1. 全機器の通電を確認した時点で終了する
    2. 2. 一度通信できたら性能確認を省いて終了する
    3. 3. 機器の仕様書どおりなら業務の検証を省く
    4. 4. 機能と性能が要件どおりか判断できるまで検証する

    答え:4. 機能と性能が要件どおりか判断できるまで検証する

    要求された機能と性能を判断できる状態です。単に通信が一度通っただけでは、性能も要件どおりかを判断できません。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 3-4

  18. 問28ネットワークのテストで不合格の項目を修正した場合、修正後の再テストは不要である。

    答え:×(誤り)

    ×です。不具合を改修した後、再度テストします。結果の合否も文書化します。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 3-5

  19. 問29ネットワーク機器の設定を変更したら、構成管理の記録も変更後の内容に更新する。

    答え:○(正しい)

    ○です。機器やソフトウェアに識別情報を付け、設定内容を記録します。構成変更や更新に合わせて記録を維持します。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 4-6

  20. 問30ネットワークの保守手順を変更した場合、利用者や業務運用者への連絡は次の定期更新まで待てばよい。

    答え:×(誤り)

    ×です。変更内容は速やかに伝達します。保守要求や手順を文書化し、関係者に周知します。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 4-3

  21. 問31ネットワーク設備の増強計画を立てる際の対応として適切なものはどれか。
    1. 1. 現行の能力と費用を検討して増強案を作る
    2. 2. 通信量を分析せず機器を一律に増やす
    3. 3. 性能を調べず購入価格だけで判断する
    4. 4. 現行の能力を分析せず最新製品へ交換する

    答え:1. 現行の能力と費用を検討して増強案を作る

    現行の能力を分析し、経済性も考慮します。再構成や増強、増設の計画を、その結果に基づいて立てます。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 4-2

  22. 問32ネットワークの保守・更新を実施した際は、行った活動の内容を記録する。

    答え:○(正しい)

    ○です。保守計画に従って実施し、活動内容を記録します。実施した変更を後から確認できるようにします。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 4-4

  23. 問33ネットワークの監視計画では、監視の頻度を決めればよく、異常の判定基準は決めなくてよい。

    答え:×(誤り)

    ×です。監視対象と頻度だけでなく、異常の判定基準も計画します。基準を定めて監視結果を判断します。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 5-1

  24. 問34ネットワークの性能を分析する際は、要件定義で策定した性能基準と監視結果を照合する。

    答え:○(正しい)

    ○です。性能基準に照らして分析します。変更や更新に対応して基準も見直します。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 5-3

  25. 問35ネットワーク障害の分析と復旧で目指す対応はどれか。
    1. 1. 障害箇所の特定をせず定期保守日まで待つ
    2. 2. 短時間で障害箇所を特定し、原因を分析して復旧する
    3. 3. 利用者へ影響を確認せず全機器を初期化する
    4. 4. 原因を分析せず正常な回線から撤去する

    答え:2. 短時間で障害箇所を特定し、原因を分析して復旧する

    短時間で障害箇所を特定し、原因を分析して復旧することです。被害を最小限に抑えるために行います。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 5-2

  26. 問36ネットワークの評価では、顕在化した問題だけを扱い、潜在的な問題を分析する必要はない。

    答え:×(誤り)

    ×です。現在の問題点に加え、潜在的な問題点も分析・評価します。性能や能力、セキュリティ状況を踏まえて報告します。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 6-1

  27. 問37ネットワークの改善提案では、技術や製品の動向とシステムのライフサイクルを考慮する。

    答え:○(正しい)

    ○です。動向を定期的に調査し、現状の問題点を分析します。経済性や拡張性も含めて改善案を提案します。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 6-2

  28. 問38ネットワークを評価した結果のまとめ方として適切なものはどれか。
    1. 1. 観測した数値だけを並べ、問題点は分析しない
    2. 2. 機器の型番だけで現在の性能を評価する
    3. 3. 問題点と評価結果を報告書にまとめる
    4. 4. セキュリティ状況を除外して性能だけを報告する

    答え:3. 問題点と評価結果を報告書にまとめる

    分析・評価の結果を報告書にまとめます。現在の性能、能力、セキュリティ状況と問題点を整理します。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 6-1

  29. 問39個別業務システム開発へのネットワーク相談では、設計・構築だけを支援し、運用・保守は支援範囲に含まれない。

    答え:×(誤り)

    ×です。運用や保守にも技術的な助言を行います。計画・分析、設計・構築・テストも支援の範囲です。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 7-3

  30. 問40個別業務システムのネットワーク計画を支援する際の役割はどれか。
    1. 1. ネットワーク要求を分析せず機器を指定する
    2. 2. 業務システムの仕様が決まるまで相談を受けない
    3. 3. 技術的制約を伝えず利用者の希望をすべて保証する
    4. 4. ネットワーク計画・分析に技術的な助言を行う

    答え:4. ネットワーク計画・分析に技術的な助言を行う

    計画や分析に関して技術的な助言を行います。専門知識を使い、技術的な改善点を示す役割です。

    根拠:IPA ネットワークスペシャリスト試験シラバス Ver.4.1 7-1

出典と注(2026年10月確認)11件