一問一答
知的財産の施策は、研究開発成果の円滑な企業化を図ることも基本とする。
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問題のある科目
- 戦略2問
- 管理4問
- 創造(調達)2問
- 保護(競争力のデザイン)20問
- 活用8問
- 関係法規4問
形式の違い・注
- ここは○×と4択だけです。本試験は「学科40問・60分(4肢択一、一部3肢)。実技40問・60分(記述・マークシート併用)。CBTは択一/解答入力方式。」です。
- 問題の数・時間配分・記述や計算・実技の練習にはなりません。正解できても、知財2級の合格を約束するものではありません。
- 同じ科目でも、論点の一部だけを扱っています。科目の名前は、このサイトが問題の分野を公式の科目に当てはめたものです。
- 公式の資料・条文から作った問題で、過去問の転載ではありません。本試験の形式・範囲の全部の代わりにはなりません。
問題の一覧
問1知的財産の施策は、研究開発成果の円滑な企業化を図ることも基本とする。
問2知的財産の保護・活用に関する施策で配慮すべきものはどれか。
- 1. 公正かつ自由な競争の促進
- 2. 全ての競争の廃止
- 3. 研究成果の一律秘匿
- 4. 公共の利益の排除
答え:1. 公正かつ自由な競争の促進
公正かつ自由な競争の促進です。第10条は公正な利用と公共の利益の確保にも留意すると定めます。
根拠:知的財産基本法 第10条
問3職務発明の承継等による相当の利益は、金銭以外の経済上の利益も含む。
問4他人の著名な商品等表示を自己の表示として使う行為は、混同がなくても不正競争に当たり得る。
問5商品の機能を確保するため不可欠な形態も、形態模倣の規定の対象である。
問6職務発明の相当の利益を社内規程で定める際に考慮する手続はどれか。
- 1. 全従業者の商標出願
- 2. 基準策定時の協議・基準の開示・意見の聴取
- 3. 発明者の氏名の削除
- 4. 基準を秘密にすることだけ
答え:2. 基準策定時の協議・基準の開示・意見の聴取
協議・開示・意見の聴取です。第35条第5項はこれらの状況等を考慮し、不合理な利益の付与にならないよう求めます。
根拠:特許法 第35条第5項
問7商標の出願公開は、登録後でなければ行われない。
問8公開特許公報で調べられる情報として法律に挙げられるのはどれか。
- 1. 発明者の預金残高
- 2. 従業者全員の給与
- 3. 発明者の氏名と住所又は居所
- 4. 権利者の全取引契約
答え:3. 発明者の氏名と住所又は居所
発明者の氏名と住所又は居所です。第64条第2項は出願公開時に公報へ掲載する事項を定めています。
問9職務発明は、事前の契約等により使用者に権利を原始帰属させることができる。
問10出願前に特許を受ける権利を承継した人は、出願しないと第三者に対抗できない。
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問11他人の出願内容を知らずに独自に発明し、出願時に国内で事業準備をしていた人にも先使用権が認められ得る。
問12出願後の特許を受ける権利の売買は、特許庁長官への届出なしでも効力を生じる。
問13自分の特許を持てば、先願の他人の特許発明を利用する実施も自由になる。
問14特許権を目的とする質権者は、別段の契約がなくても特許発明を実施できる。
問15明細書の実施可能要件で想定される読み手はどれか。
- 1. 必ず発明者本人だけ
- 2. 全ての幼児
- 3. 技術知識を全く持たない人だけ
- 4. その技術分野の通常の知識を持つ人
答え:4. その技術分野の通常の知識を持つ人
その技術分野の通常の知識を持つ人です。その人が実施できる程度に明確かつ十分な説明を記載します。
問16特許権の効力が及ばない物として挙げられるものはどれか。
- 1. 特許出願時から日本国内にある物
- 2. 設定登録後に初めて作られた全ての物
- 3. 侵害者が広告した全ての物
- 4. 輸入された物の全て
答え:1. 特許出願時から日本国内にある物
特許出願時から日本国内にある物です。第69条第2項第2号はこの物への特許権の効力を除外します。
問17品質を普通に表示する商標でも、使用の結果識別力を得れば登録できる場合がある。
問18商標の先使用権は、他人の出願より先に使い始めただけで必ず認められる。
問19地域団体商標の商標権にも、通常の商標権と同じく専用使用権を設定できる。
問20商標登録異議の申立ての原則的な期間はどれか。
- 1. 商品発売から20年以内
- 2. 商標掲載公報の発行から2か月以内
- 3. 出願人死亡から1年以内
- 4. 商標使用を始めてから無期限
答え:2. 商標掲載公報の発行から2か月以内
商標掲載公報の発行から2か月以内です。第43条の2第1項は何人もこの期間内に法定理由で申立てできると定めます。
問21組物の意匠は、組物全体として統一があると一意匠として登録できる場合がある。
問22現行法の通常の意匠権の存続期間は、設定登録日ではなく出願日を起算点とする。
問23基礎意匠と関連意匠の専用実施権は、それぞれ別人に設定できる。
問24特許出願を意匠登録出願へ変更する制度はどれか。
- 1. 商標の更新
- 2. 出願公開の取消し
- 3. 出願の変更
- 4. 著作権登録の抹消
答え:3. 出願の変更
出願の変更です。第13条が特許出願から意匠登録出願への変更を認めています。変更できる期間等の条件があります。
根拠:意匠法 第13条第1項
問25職務上のプログラムは、法定条件を満たせば法人名で公表していなくても法人著作となる。
問26著作権の譲渡契約に特掲がなくても、第27条・第28条の権利は当然に移ると推定される。
問27職務著作の適用がない映画の著作者として適切なのはどれか。
- 1. 必ず上映館の所有者
- 2. 原作小説の著作者だけ
- 3. 入場券の購入者
- 4. 映画全体の形成に創作的に寄与した監督等
答え:4. 映画全体の形成に創作的に寄与した監督等
映画全体の形成に創作的に寄与した監督等です。原作小説・脚本・音楽等の著作者は映画自体の著作者から除かれます。
根拠:著作権法 第16条
問28公表済みの音楽を許諾なく非営利で演奏する場合の法定条件はどれか。
- 1. 聴衆から料金を受けず実演家にも報酬を払わない
- 2. 聴衆が無料なら実演家への報酬は自由
- 3. 主催者が法人なら営利でよい
- 4. 曲名を表示すれば有料でもよい
答え:1. 聴衆から料金を受けず実演家にも報酬を払わない
料金を受けず実演家にも報酬を払わないことです。第38条第1項は非営利・無料金に加え、実演家等への無報酬を条件とします。
根拠:著作権法 第38条第1項
問29共有著作権の行使には、共有者全員の合意が必要である。
問30著作権の移転は、登録しなければ第三者に対抗できない。
問31売買による特許権の移転は、登録によって効力を生じる。
問32専用実施権者がいても、その承諾なしに特許権を放棄できる。
問33共有著作権の持分は、他の共有者の同意なしに売却できる。
問34侵害訴訟で特許が無効にされるべきと認められても、特許権者は必ず権利行使できる。
問35複数の請求項がある特許の無効審判は、どの単位で請求できるか。
- 1. 発明者の年齢ごと
- 2. 請求項ごと
- 3. 出願書類のページごと
- 4. 販売した商品の個数ごと
答え:2. 請求項ごと
請求項ごとです。第123条第1項は二以上の請求項について請求項ごとの請求を認めます。
根拠:特許法 第123条第1項
問36不正競争の損害賠償で、侵害者が得た利益額は何と推定されるか。
- 1. 全ての消費者の利益額
- 2. 税額の免除額
- 3. 被侵害者が受けた損害額
- 4. 行政罰の上限額
答え:3. 被侵害者が受けた損害額
被侵害者が受けた損害額です。第5条第2項が侵害者の利益額による推定を定めます。
問37不正競争の侵害訴訟では、裁判所が必要書類の提出を命じられる場合がある。
問38不正競争の損害計算の鑑定では、当事者は鑑定人への説明を常に拒める。
問39損害発生が認められても、損害額の立証が極めて困難なら裁判所は金額を認定できない。
問40営業秘密を訴訟外の目的で使うこと等を制限する裁判所の命令はどれか。
- 1. 商標更新命令
- 2. 意匠公開命令
- 3. 納税免除命令
- 4. 秘密保持命令
答え:4. 秘密保持命令
秘密保持命令です。法定条件の疎明と当事者の申立てにより、目的外使用や一定の開示を制限できます。
出典と注(2026年10月確認)26件
- 第41回実施結果データ
- 第42回実施結果データ
- 第43回実施結果データ
- 第44回実施結果データ
- 第45回実施結果データ
- 第46回実施結果データ
- 第47回実施結果データ
- 第48回実施結果データ
- 第49回実施結果データ
- 第50回実施結果データ
- 第51回実施結果データ
- 第52回実施結果データ
- 第53回実施結果データ
- 第54回実施結果データ
- 試験要綱
- 試験日程
- 実施データ
- 過去問題
- 特許法
- 実用新案法
- 意匠法
- 商標法
- 著作権法
- 不正競争防止法
- 知的財産基本法
- 知的財産管理技能検定®試験合格にはどのくらいの学習時間が必要ですか?(資格の学校TAC・講座会社)
注
- 問題と解説はこのサイトで作ったものです。根拠は各問題の解説の下にリンクしています。法令の改正などで答えが変わることがあります。直したところは訂正履歴に残します。