一問一答
売買目的有価証券は、期末の時価を貸借対照表価額とする。
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- 商業簿記20問
- 工業簿記(原価計算を含む)20問
形式の違い・注
- ここは○×と4択だけです。本試験は「統一試験:筆記5題以内・90分。ネット試験:選択式と入力式5題以内・90分。」です。
- 問題の数・時間配分・記述や計算・実技の練習にはなりません。正解できても、簿記2級の合格を約束するものではありません。
- 同じ科目でも、論点の一部だけを扱っています。科目の名前は、このサイトが問題の分野を公式の科目に当てはめたものです。
- 公式の資料・条文から作った問題で、過去問の転載ではありません。本試験の形式・範囲の全部の代わりにはなりません。
問題の一覧
問1売買目的有価証券は、期末の時価を貸借対照表価額とする。
問2その他有価証券の評価差額は、全部純資産直入法でも必ず当期の損益に入れる。
問3満期保有目的債券の取得価額と額面の差が金利調整と認められる場合、償却原価法を使う。
問4個別財務諸表の子会社株式は、株価の上昇に応じて毎期時価評価益を計上する。
問5外貨建取引の発生時は、原則として取引発生時の為替相場で円換算する。
問6外貨建金銭債権は、原則として期末も取引発生時の相場で据え置く。
問7通常の外貨建売掛金の期末換算差額は、原則として当期の為替差損益にする。
答え:○(正しい)
○です。換算によって増減した円貨額を損益処理します。特別なヘッジの指定などがない通常の取引を想定しています。
問8連結決算では、親会社の子会社への貸付金と子会社の借入金をそのまま両方残す。
問9連結会社間の内部売上高は、連結損益計算書を作る際に相殺消去する。
問10子会社に残った商品に親会社の内部利益が含まれていても、連結上は消去しない。
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問11非支配株主持分は、連結した子会社の純資産のうち親会社に帰属しない部分を表す。
問12連結貸借対照表の資本金は、親会社と子会社の資本金を単純に合計する。
答え:×(誤り)
×です。連結貸借対照表の資本金は親会社の資本金です。子会社への投資と子会社の資本は資本連結で処理します。
問13資本連結で生じたのれんは、原則として20年以内の期間で規則的に償却する。
問14まだ稼働していない建設途中の建物の建設仮勘定は、支払時から必ず減価償却する。
答え:×(誤り)
×です。建設仮勘定は完成前の取得支出を記録する科目です。通常、使用を始めていない段階では減価償却しません。
問15棚卸資産の通常の販売見込額から販売までの追加費用を引いた額はどれか。
- 1. 正味売却価額
- 2. 売買目的有価証券の時価
- 3. 額面金額
- 4. 資本金
答え:1. 正味売却価額
正味売却価額です。棚卸資産の収益性を判断する際に使います。金融商品の評価額とは区別します。
問16自社利用ソフトウェアを無形固定資産として計上する条件はどれか。
- 1. 支払をすべて現金で行う
- 2. 将来の収益獲得または費用削減が確実である
- 3. 必ず他社へ販売する
- 4. 担当者が利用を希望する
答え:2. 将来の収益獲得または費用削減が確実である
将来の収益獲得または費用削減が確実であるです。支出の効果が将来に及ぶかを判断します。単なる利用希望だけで資産計上しません。
問17税効果会計で、将来の税負担を減らす効果を示す資産はどれか。
- 1. 売買目的有価証券
- 2. 建設仮勘定
- 3. 繰延税金資産
- 4. 資本金
答え:3. 繰延税金資産
繰延税金資産です。会計と税務の差から生じる将来の減税効果を表します。計上には回収可能性の検討が必要です。
問18将来の特定の費用のうち、当期の収益に対応して見積計上するものはどれか。
- 1. 前払金
- 2. 資本金
- 3. 当座預金
- 4. 引当金
答え:4. 引当金
引当金です。発生の可能性が高く、金額を合理的に見積もれるなどの条件が必要です。すべての将来支出を計上する制度ではありません。
問19剰余金の変動を、資本金などの区分ごとに示す計算書はどれか。
- 1. 株主資本等変動計算書
- 2. 製造指図書
- 3. 商品有高帳
- 4. 銀行勘定調整表
答え:1. 株主資本等変動計算書
株主資本等変動計算書です。当期純利益や配当などによる純資産の動きを示します。期末残高だけを示す書類とは目的が違います。
問20外貨建の子会社株式を取得原価で計上する場合、原則として使う相場はどれか。
- 1. 必ず決算時の為替相場
- 2. 取得時の為替相場
- 3. 必ず翌期首の為替相場
- 4. 毎年の最高値の為替相場
答え:2. 取得時の為替相場
取得時の為替相場です。外貨建金銭債権債務と換算方法が異なります。保有目的と評価方法を先に確認します。
問21原価は、製品の生産に関係して消費された経済価値を表す。
問22工場の火災による異常な損失は、通常の製品原価に含める。
問23材料の購入原価には、原則として購入代価と材料副費を含める。
問24製品に直接ひも付く材料費でも、すべて製造間接費としてだけ処理する。
問25工場の補助工の賃金は、通常は間接労務費に分類する。
問26原価要素の経費とは、材料費と労務費を合計したものである。
問27部門共通費は、適切な配賦基準で関係部門へ配賦する。
問28原価計算上の補助部門は、必ず製品の加工を直接行う部門を指す。
問29単純総合原価計算は、同種製品を反復・連続生産する形態に適する。
問30期末仕掛品がある総合原価計算では、総製造費用をすべて完成品だけに負担させる。
問31製造間接費の予定配賦率は、予定間接費を予定配賦基準量で割って求める。
問32標準原価は、実際の支出を後から集計した額だけをいう。
問33直接原価計算では、固定製造原価を期間原価として扱う。
問34工場で材料を買っただけで、まだ使っていなくても全額を材料消費額にする。
問35個別原価計算で原価を集計する基礎となるものはどれか。
- 1. 全製品をまとめた売上伝票だけ
- 2. 現金の残高だけ
- 3. 特定の製造指図書
- 4. 株主名簿
答え:3. 特定の製造指図書
特定の製造指図書です。製造指図書ごとに直接費と間接費を集計します。種類の異なる製品を個別に生産する形態に適します。
問36同一工程で作る同種製品を大きさなどの等級で区別する場合に適する計算はどれか。
- 1. 個別原価計算だけ
- 2. 株主資本計算
- 3. 財務比率計算
- 4. 等級別総合原価計算
答え:4. 等級別総合原価計算
等級別総合原価計算です。等価係数を使って等級ごとに原価を配分します。製品の重量や長さなどとの関係を考慮します。
問37直接材料費の数量差異を金額に直すとき、数量の差に掛けるものはどれか。
- 1. 標準消費価格
- 2. 実際売価
- 3. 製品の販売数量
- 4. 固定費総額
答え:1. 標準消費価格
標準消費価格です。標準数量と実際数量との差を標準価格で評価します。価格そのものの差は価格差異として分けます。
問38直接労務費の賃率差異は、賃率の差に何を掛けて算定するか。
- 1. 標準作業時間だけ
- 2. 実際作業時間
- 3. 完成品の売価
- 4. 期末の現金残高
答え:2. 実際作業時間
実際作業時間です。標準賃率と実際賃率との差を、実際作業時間で評価します。作業時間の差による差異と区別します。
問39工程別総合原価計算の累加法で、前工程から受け入れた原価の扱いはどれか。
- 1. 当工程の計算から必ず除く
- 2. 売上として計上する
- 3. 当工程の原価に加えて計算する
- 4. 非支配株主持分にする
答え:3. 当工程の原価に加えて計算する
当工程の原価に加えて計算するです。前工程費を当工程に引き継ぎます。最終工程まで工程ごとに原価が累加されます。
問40材料費・労務費・経費という分類の基準はどれか。
- 1. 支払先の都道府県
- 2. 販売先の規模
- 3. 税率だけ
- 4. 原価発生の形態
答え:4. 原価発生の形態
原価発生の形態です。材料の消費、労働の消費、それ以外という形態別分類です。直接費・間接費は製品との関連による分類です。
出典と注(2026年10月確認)11件
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注
- 問題と解説はこのサイトで作ったものです。根拠は各問題の解説の下にリンクしています。法令の改正などで答えが変わることがあります。直したところは訂正履歴に残します。